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怒りー犠牲者意識のサイクル

私がお医者さんに対して不信感や怒りを持っている事に気付いた私。

いつも、私は感じます。

怒りは単純なる感情の一つにしか過ぎないけど、

それが、ずっとずっと根深くふつふつとあるとき、

私たちは、その怒りのはけ口を色々な形で見つけ、発散していくのだと。

だからこそ、

自分が、怒りを感じたり、イライラした時に、自分の中にそれを手放す答えがあり、

そこに向き合う事が自分の人生を幸せにする責任の取り方だと。

あの人のせいで私がこんな目に遭ったと思う時は、

自分が犠牲者意識になっている時だと気づくと自分のパーソナルパワーを取り戻せるけど、気づかないとずっと人を責めて、自分は不満顔で最終的に愛を遠のかせてしまう。

誰かを責めたり、誰かに嫉妬したり、誰かに罪悪感を浴びせる事は

私はティーンエイジャーレベルの精神。

でも、陥っちゃう。

さて、お医者さんに対しての不信感や怒りというものについて気づいた私。

医者に対して怒ったり、医者を責めたり、

医者のせいでわたしがこうなったと犠牲者意識になった状態を

もう終わった事なのに未だに持っているなんて、

全く持ってヘルシーではないと思っています。

それって、昔、中学生の時にいじめられた事を今だに恨んでいる状況と同じです。

前に進むには、その怒りから自分を解放しないと。

という事で、ワークをする事をしました。

そのワークは、一人で行うのではなく、実体験をさせてもらうことにしました。

私のコミュニティの人にお願いをして、時間を作ってもらいました。

『私、すごく怒りを抱いていて、これがある限り、私は自己破壊につながっていくと思う。私は愛のスペースに戻りたいから、手伝って欲しい』と。

そう連絡をすると

お医者さんである、アダムも

ファシリテーターをしてくれるデイブも即答でオッケーと。

そして、サポートとして、ジュリーがついてくれることになりました。

そこで選ばれたワークは『クリアリング』。

過去の怒りを浄化するという方法です。

先ず初めに、ファシリテーターのデイブがアダムに言います。

『これは、いず美のワークであって、君に個人的に恨みがあるわけでもない。』と。

そして、

『シールドを自分の周りに作って』と。

そして、デイブが私に聞きました。

『君が医者に対して持っている怒りを全部出しなさい。』

『それって、言葉で?態度で?表情で??』

『なんでもいい。君の中の怒りを表現しなさい。

 ただ、彼に対してのフィジカルな暴力だけはしないでくれ』

スッと一息入れてから、私は、彼に対して怒鳴り始めました。

『あなたは医者って自分の事を言うけど、自分が何をしているか分かっている訳?

 人の人生をボロボロにして、お金を儲けているのよ。

 私のカラダをボロボロにして、最後にはそれで生きて行け?

 ふざけんじゃねー!!!

 あんたがしている事は犯罪よ。

 あなたなんか医者ではない!人の人生を自分のお金儲けの為に奪っていく殺人者よ!

 あなたのせいで私の身体は10年以上元に戻るのに関わったわ!

 あなたのせいで、私は命を絶つ事も考えたわ!

 なにが医者よ!ふんぞり返ってんじゃないわよ!

 あんたなんか誰も助けていない。

 あんたの良心はどこにあるの????

 治そう、力になろうッて言う気持ちはないの???

 人間として、クズだわ。最低よ!!! 』

そうやってドンドンと出したあと、私のお腹の中は空っぽになりました。

怒るってすごく疲れる。

こんな疲れる感情をずっと持っていたのかと思うと、こりゃ自己愛からは遠いわと冷静に感じている自分もいました。

そして、デイブが

『君が医者に対するジャッジメントはなんだ?』と聞きました。

『権威の上でふんぞり返って、人間としてつながらなずに

 自分の想いのままに人を操り、ボロボロにし、そして、人の人生を奪っていく人』

そう私は言いました。

すると、デイブが

『この医者の後ろにいる、

 そうやって、権威の上でふんぞり返って、人間としてつながらずに、

 自分のおもいのままに君を操り、君をボロボロにし、

 そして、君の人生を奪った人は誰だい?』

と聞きました。

カオをあげて、アダムの後ろを見ると、一人の顔が浮かび上がり、ハッとしました。

その顔が見えた瞬間、腹の中から、深い悲しみがドンドンと流れ出て来ました。

デイブが『それだ、君が気付くのは、それだよ。』

そう言ったとき、私は膝の力が抜け、嗚咽をもらしました。

信じたくないし、認めたくない人物が上がって来たからです。

昔々、遠い過去に私を苦しめた人物でした。

年上という権力を使い、暴力をふるい、私の事を人間としてみる事のなかったあの人。

どれだけ止めて欲しいと訴えても、聞いてくれなかったあの人。

そこに気付いたとき、まだここに私は、ひっかかっているのか??と。

医者じゃなかった。

あの人に似た人に出会うと私は、自分の言葉を飲み込んでしまうんだった。

あの人から、逃げようと必死だった自分。

そう気付いたとき、

デイブが言いました。

『君は、もう気付いたね。ここから、どう自分の人生を変えるかい?』

私は言いました。

『私は、もう、あの頃の弱い自分じゃない。

 自分の足で立ち、口を開き、交渉し、

 私の伝える事が分からない人にひれ伏し、やられっぱなしにいるのではなく、

 話にならないと思ったら、walk awayする事を私が選択するわ。』

するとデイブが私の目を見て言いました。

『oh Yeah, I know you are beautifully strong person.

 and now is the time for you to realize that』

そうだ、君は美しく強い人間だという事を僕は知っている。

そして、今、それに君は気付く時が来たのだよ。

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犠牲者意識でいる事は、とても簡単である。

私なんて、、、ということも、

あの人のせいで、、、ということも。

怒りを表現する事をずっと避けて来た。

ずっとみっともないと思って来た。

でも、その怒りを一度空っぽになるまで外に出すと、

新しい風が入って来る。

だから、このみっともない私を見せる事はとても抵抗があったけど、

私にとっては必要なプロセスだった。

このクリアリングが終わったとき、

アダムが私に対して言いました。

『君が言う様なDr.は沢山いる。

 それはどこの世界でも一緒だ。

 特定の権力が与えられるとそれが自分だと勘違いする人がいる。

 だから、君が”選ぶ権利を持つ”と言う事はとても大切であり、

 パワフルだと僕は思う。

 そして、僕の患者さんには、そうであって欲しいと思う。

 医者に丸投げで、最後に思い通りに行かないと訴訟に発展する人が多いからね。』

犠牲者意識でいる所に愛は存在しない。

でも、犠牲者意識に陥りやすくなる。人を責めた方が楽だから。

犠牲者意識とは、

相手に罪悪感を植え付ける事。

私の医者に対する感情の表現は、まさしく犠牲者意識から来ている。

私がその医者に盲目になる事をしたという自己責任は、なかった事にして。

犠牲者意識とは、

クサクサする事。

犠牲者意識とは

人が愛をくれても、ひねくれて受け取る事。

犠牲者意識とは、

過去から前に進めない事。

犠牲者意識とは、、、、、

自己破壊である事。

私は、それを自分の中に今回のクリアリングで見た。

決して、誇れる事ではない。

内側にある怒りは、見にくいし、醜いけど

光を当てる事で、気付く事がある。

もう、大丈夫。

ドクターとの面会で、きっと違う表情で私は彼のカオが見れるはず。

モノクロから虹色へ

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