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食べ過ぎちゃう裏側


ある晩デスクで仕事をしていると

一通のメッセージが入りました。

いずみさーん、IHはオンラインセッションが可能ですか?

と。

『最近ストレス?どうしても過食が止まりません〜

 今日から花粉症も出てしまいました。。。』

『では、やろう!』とセッション開始です。

お題:過食

でIHのゲートを開いていきます。

IHのセッションをすると毎回思いますが、

本当の原因なんて誰にも分からない事。

唯一知っているとしたら、その人のカラダのみです。

だから、ある日から私はアドバイスをするのを止めました。

こうしたらいいよなんて、私のちっぽけな頭では分かる分けない。

その代わり、勇気づけはします。みんな、仲間だから、背中を押す事はできます。

IHは、その人のカラダに何が起こっているのか、そして

どんな風に方向チェンジをしていくかを教えてくれるツールです。

さて、過食。

食べ過ぎちゃうんです。

カラダが食べ過ぎについての話はもう、要らないよと言います。

次に、さあ、どんな方向に進んでいくか?!

ゴールはなんだろう??

食べ過ぎない。

お腹が元気。

色々と言いますが、全然うんともすんとも反応が来ません。

そこで

カラダに聞いていくと

“ Be non judgmental” と出ました。

『なんですか、それ?』

『えっとね、

 これが良いとか、これは悪いとか考えるのを止めるって

 言う事かな〜』

と言うと

Aちゃん:『あーしてます。いつもしています。添加物をとりすぎちゃイケナイとか、砂糖をとるのは控えた方が良いとか』

私:『どう、それ?食べてて楽しい?』

Aちゃん:『とってもつまらないです。』

私:『じゃ、どんな風にご飯をとりたい?』

Aちゃん:『うーん、、、色んな物おいしいものを食べたいです。』

はい、筋肉がっくんと反応。

私:『はい、それが今日のゴール』

Aちゃん:『ええええええ〜!!!』

私:『どう??』

Aちゃん:『確かに、旦那さんはチョコチョコと色んな物を食べます。そう言う食べ方をしてイラっと来ていました。そっか、イラって来るってことは、自分は本当はそうしたかったんだ。』

私:『なるほどね。自分が美味しいって思う物ってどういう意味だと思う?』

Aちゃん:『えー。。。そうだな。今までは子供が食べたいって言うから、って言う気持ちで作っていました。自分が食べたい物とか美味しいって思う物なんて考えていなかったかも。うん、考えていなかった。いっぺんに、どかんと大盛りで作って、残ったらもったいないからって食べていました。』

私:『オッケーじゃあ、自分が食べたいって思う物を食べるのであれば、これからの人生はどんな風に変わっていくと思う?』

Aちゃん:『ええええ〜作り方が変わって来ます。今まで、そんな風に食事を作った事がないから分からないけど、料理は基本的に好きなので作る量も減るし、変わって来ると思います。』

私:ほい、じゃあ次に進みます。

彼女の修正は『深いレベルで起こった脳のスイッチングを整える』

というものでした。

右脳と左脳が統合されていなくて、結局9%のみの統合でした。

そんな事あるんかいな。

両方の脳が一緒に機能するのが9%って、、、、

色々な物事の処理が大変だろうな〜

そして、セッションに進もうとすると、待った!がかかります。

カラダから『脳を統合しても同じパターンに戻るのであれば、しても仕方がない』と。

さて、彼女にもう少し『食べたい』という所から本人のパターンを探っていきます。

ふと、Aちゃんが

『そう言えば、高校を終えて看護婦とかカウンセラーとかになりたくて、そう言う学校に行きたいと思っていました。

でも上の二人の兄が大学に行っていてでお金がかかるので、

私が諦めれば良いかって思って進学をしませんでした。

思い出せば、いつも私は諦める選択をしていました。

自分の為に何かの選択をした事って、なかったです』

自己犠牲の愛のパターンです。

それじゃあ、Aちゃんの魂は可哀想だよ。

そう言うと、Aちゃんは画面の向こうで少しの間、言葉をのんでいました。

『うん。』

脳の統合が起きる時、自分の人生を生きたくて脳を使いたいのに

他人軸で脳を使い始めると、自分の魂がこの世の中で体験したい事が出来なくなって、脳は誰の為に生きているのか分からなくなって、誤作動を起こすのではないかと今までのクライアントさんを見て来て感じています。

カラダにそれは彼女のケースにも当てはまるのか?と聞くと

イエスと言います。

彼女が彼女の為に生きていく上で家族と幸せをシェアする。

そんな事を話し合いました。

準備ができたようです。

脳の統合が始まりました。

そして、

彼女のカラダは三角筋にエネルギーを送る事が先ず一つ目の調整法として選ばれました。

『この三角筋の所、いつも痛いのにもう痛くないです』

と言います。

私の知っている限りでは、

この筋肉は初めの一歩を踏み出す感情があります。

土の中の芽がようやく土の上に出始めるときの力です。

もう一つはスピニングフィーリングというものを

調整として選びました。

そして、スピニングフィーリングでは

自分が停滞したエネルギーを感じる部分の重さやねっとり感を

ドンドンと強めていきます。

ドンドンとボルテージを上げた後に、神経言語経路を破壊して

そのボルテージをカラダから外します。

終わった後、ボルテージが高まっているときは

『クラクラするし、気持ち悪いし、嫌な感じがヒドかったです。』

と。

『でも、今はスッキリしています。』

と。

さて、脳の統合もされて、

自己犠牲の愛から自己愛のシェアに変化した彼女。

私にとって彼女はとても美人でいながら可愛くて、

人のココロを感じる優しさを兼ね備えた人です。

彼女の優しさの誤作動が、彼女のカラダにSOSを出していたんだなと思うと、少し悔しい感じがしました。

もっともっと、彼女は愛をシェア出来る人だから。

過食なんて所へのエネルギーから解放されて

彼女の喜びが他者の喜びとつながるような人生になるんだろうなと

思ったセッションでした。

モノクロから虹色へ。

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