ピラティスが変わった
- Izumi Takiguchi
- 2016年3月24日
- 読了時間: 2分

ピラティスの事を全然ブログに書いていないケド、
私はピラティスをかなりの時間教えています。
今まではピラティスを教える事がなんだかつまらなかった。
多分ルーティンを学んだ後、
教える事が苦痛になったと言っても良いかもしれない。
お尻のタレをどうにかしたい、
腕の振り袖をどうにかしたい、
シックスパックが欲しいの、
クッキーを食べ過ぎたからどうにかしてちょうだい。
毎日毎日そんな事を聞いていたら
知るか!
ってどこかで毒づいている自分がいた。
場所柄もあるのかもしれなかった。
ハリウッドに近いスタジオで有名人が出入りする。
私の肩ぐらいまで脚が長いモデルの人や
むっちゃ有名なロックのグループのマネージャーとか。
パパラッチが外に来ている事もあった。
駐車場は高級車ばかり。
結局、自分がそう言う所にいたかったんだと思う。
そう言う人に囲まれている事で、自分は何も持っていないくせに
特別な感じがしたんだと思う。
でも、あるマスターに出会ってから
私のピラティス人生はぐるりと変わった。
初めてのセッションの時
『正しい事をするのはやめなさい。カラダは頭で動かすのではないのよ。気持ちがいい所にカラダをもっていくの。フィーリングにつながりなさい』
何度も言われた。
『Stop doing right thing!!! 正しい事をするのを止めなさい』
分かっているけど、出来なくて、自分の気持ちがいいなんて
忘れちまった。
悔しくて泣けて来た。
カオが腫れていたから涙の塩分すら痛かった。
今でも
毎週金曜日は必ず1時間かけて彼女のレッスンを受けに行く。
終わった後、カラダの中に自分がいる感じがある。
私が自分のカラダを動かしている感じがある。
左脚が痛くて、色んな事を試したがなかなかつながらなかった。
でも、3年通い続けてようやく‘カラダの繋がりが分かった。
体感はこういう事だと思う。
カラダの繋がりが分かってから、自分の指導は徹底して変わった。
クライアントさんの質も変わった。
ヤムナのコンセプトも変わった。
カラダを良くしたい人が集った。
フィットネスとしてのピラティスではなく、
ココロとカラダをつなぐ為のツールとしてのピラティスに変わった
カラダの胴体と四肢がつながった瞬間に気持ちがいい。
クライアントさんのカラダの質がグンと変わる。
つながると言う事はいつでも気持ちがいい。
私のピラティス人生は
モノクロから虹色へと変わった。