耳が突然聞こえない 2
- Izumi Takiguchi
- 2016年3月31日
- 読了時間: 4分

続き
彼女のカラダが選んだ修正は
『インナーチャイルド』でした。
自信が無く批判されて来た子供。
失敗を恐れつつ生きてきたと。
Aちゃんは
愛されていないと認識するのがイヤだったし
無関心になられるのがイヤだった
と言います。
そんなAちゃんの聞きたかった言葉は
『急いで大人にさせてしまってごめんね』
でした。
もしかしたら、親の言う事を聞いて言われた通り、望む通りに先回りして考えてやってきたのかもしれないなーなんて。
画面の向こうで彼女がツーツー涙がさっきからこぼれています。
インナーチャイルドの修正の中で
自分を傷つけた人を赦す場面があります。
親を赦した後、まだ赦しきれていないと出ます。
誰だろう、、、、何の事だろう。。。。。
すると
『実は高校生の時に裏切られたと言うか。。。
妊娠したんです。色んな状況を考えておろす事になったんですけど。親の同意が必要だったので、母親に言ったんです。
そしたらそこでぶっ倒れちゃって。その時に、自分がしっかりしなくちゃ、これ以上迷惑をかけてはいけないと思いました』
小さい頃から
ずっと一人で迷惑をかけない様に自分が背負って生きて来た彼女。
人生の中で、一度だって迷惑をかけたって良いじゃないか。
高校生で病院で、一人で処理をしたんだろう。
本当は親に支えて欲しかっただろう。
こんな自分のカラダを傷つける時に、
頼れないなんてどれだけ淋しかった事だろう。
もちろん、自分がやらなきゃ進まないと思っても仕方がない。
そんな風に思わせてしまうなんて。
そんな事を想像したら、泣けて来て。
セッション中はあまりクライアントさんを支える為に
自分を中立においておく事を心がけているのですが
この時に彼女の必死で迷惑をかけないようにとしている姿が見えて来てこらえきれなかったんです。
彼女のインナーチャイルドが
一人で背負う事が本当に辛いのに
それでも普通な顔をして頑張っている様子が感じられて、
『おい、、、、』と。
でも、
そのインナーチャイルドの所有者であるAちゃんが気付かないと、
このちびっ子は癒されない。
だから、私は筋肉が反応をするのを待ちながら
潜在意識の中でコンタクトをしているのを確認しました。
そして、彼女のインナーチャイルドからのメッセージが届きました。
”泣いたり、傷ついたり、苦しんだりしたっていいんだよ。自分の気持ちを分かち合うのであれば。。。抑え込んだり我慢したりしないでね。”
泣いたり傷ついたり苦しむのを全て一人で抱え込んで来たAちゃん。
人に迷惑をかけてはイケナイという一心で。
でも、それをしていると、同じ事を人に要求してしまう。
そして、それが出来ない事をみて『どうせ。。。』が出てしまう。
眼を閉じて、『言った通りにやりなさい』ではなく
『あなたがやってくれているなら、何でも良いわよ』と言われている所を想像してみて、、、、と伝えると
『安心します。どんな選択肢があっても良いんだなと思えます』
と言っていました。
多分、そこだと思う。
任せる/信頼するは、言った通りに出来るかどうかではない。
新しい選択肢をもって来てくれる可能性があるかという事。
自分の思っていた所とズレていたら、話し合いが出来るという事。
そんな風にして、インナーチャイルドと彼女がつながりセッションは終わりました。
後日、彼女からのメッセージがきました。
昨日はあれからすごく喉が渇いて眠くて久しぶりに緩んだ感覚がしました。
というより張りつめてたことに気付きました(笑)
本当にセッションしていただいて良かったなと思います、イズミ先生との出会いは私にとって素晴らしいプレゼントでした。
任せて、受け入れて、比重を乗せるべきとこにセットして、ゆったり生活できるようにしたいです。
実は以前、先生のブログでインナーチャイルドの記事の時にブワァーっと感情が出て来たのを書き留めてたのを思い出して、あー向き合ってなかったんだと昨日思ったのでした。
ちゃんと向き合えて良かったです
耳の痛みも今大分落ち着いているようです。
本当にありがとうございます!
またお会いできるのを楽しみにしています
耳の痛みからのメッセージ。
彼女のこれからの活躍が楽しみです。
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