ちょっとゴシップな話
- Izumi Takiguchi
- 2016年5月18日
- 読了時間: 4分
このミュージックビデオ。何度見ても泣けちゃう。
ロサンゼルスで行っている結婚式に突然出向いて歌のパフォーマンスをしでかします。
とつぜんのサプライズに花嫁さんの表情を見ると、やっぱり泣けちゃう。
ひとが感動するって、とってもとっても美しい事だと。
産みの苦しみはあるだろうけど、でもやっぱりこの感動の瞬間や喜びを与えられるって
パフォーマンスって素晴らしいなと思います。
さて、そんな気持ちになって先週末はとにかく、著名人に関わる人がクライアントさんで多く来ました。
と言うよりも、彼女達が中心でセッションを進めて行くので、
実際に何をしているかは聞いた事がありません。
そんな中、
仕事に行く途中に大手の電話会社の広告がドーンと至る所にありました。
なんか知っているカオだな〜って思っていたら、ピラティスのクライアントさんでした。
『今日ね、電話会社のビルボードがあなたにそっくりな人だった』って言うと
『あ、それ私よ』って。
『ええええ〜そんな凄い人だったの?!』ってちょっと鼻息荒く興奮。
その夜に全くみないテレビのドーナッツのCMにも彼女が一人でメインで出ていました。
すげぇな〜とやっぱり鼻息ぶぅぶぅ。
すると、次には、スティービーワンダーさんのコックさんだったと言う人でした。
彼女の事、何度も会っていたのに、昔コックだった事すら知りませんでした。
そんな中、IHのセッションの中で『料理』と言うのが出て来て、なんなんだ?と思っていると
『そう、私スティービーワンダーのシェフをしていたのよ』と。
その時の1つの出来事が彼女の潜在意識に引っかかっていました。それは、しかも素敵な内容でした。
またもや、鼻息ぶぅぶぅ!!
すると、今度はYamuna ®のセッションでカラダを治そうとして先週から来始めてくれた女性。
話をして行くと、ダンスをしていると言います。
そんなの道を歩けば女優かダンサーはどこにでも合えると思い、ふーんて聞いていました。
でも、話しながら、ふたを開けてみたら、レディガガさんのバックダンサーでした。
『あい らぶ じゃぱん』って、バックダンサーも言うんだ〜とまたプチ感動。
で、次のクライアントさんは、セリーヌディオンさんのバックダンサーでした。
カラダがとても綺麗でしたが酷使されている様子。
でも、私の心の中はタイタニック状態。(どーゆーこと?)
なんなのこの今週のクライアント裏側シリーズ?!
って思って、私のミーハーは最高潮。
で、最終的に、気付いたんですけど、その人達全員、地に足がついていました。
その場の私だけが地に足が着いていなくて、きゃはきゃはしていました。恥ずかしながら。
『ねえねえ、どんな人なの?』
ってそれぞれのアーティストについて聞くと、みんなが口を揃えて良い人だと言います。
『私、地に足がつかなくなっちゃうな〜』って言ったら、それぞれが『そう言う人ばかりよ』と。
ちょっと自分に羞恥心を覚えました。
『えーでも、そうなっちゃう。現に私、鼻息荒くなってるし。
じゃあ、どうやってそうやって地に足をつけているの?』ッて言うと
『だからあなたの所に来ているんじゃない。
私は私のカラダで存在していて、○○(アーティスト)の分身でも取り巻きでもないわ。
でも多くの人が、その人と知り合いってだけで、自分の人生がその人の一部になってしまっているわね。
私は、わたしよ』
それぞれのクライアントさんが同じ様な事を言っていました。
そして最後にきた女性は、地球全体で知られているアーティストに関わる人でした。
彼女に『そのアーティストの人は幸せだったかしら?』と聞いてみると
『さあ、彼に聞いてみないと分からないわね。』といい
『でも、彼は多くの人を幸せにしたわ。
タイにツアーに行った時、貧乏そうに掃除をしている男性が泣いていたの。
家族を養うお金がないって。そして、その場で彼にお金を寄付してたわ。
彼が世界を回れば、世界中の人が泣いて喜ぶ。
一緒にいて、こんなに人を幸せにする力があるひとっているんだ。。。と、
近くに居ても感動をした程よ。 でも、彼が幸せだったかどうかは知らないし、聞けなかったわ』
と答えてくれました。
人を幸せにする事はそれだけ価値がある事。
でも、自分を幸せにする事はも大切なのだと。
人を幸せにする=自分も幸せである
どこか正しいようで、どこかズレている気がする。
もう一度、自分の仕事の定義を思いださせてくれたシリーズでした。
そうだ、私たちの唯一の責任は、『自分を幸せにすること』
その為に、色んなセッションをクライアントさんに提供している側なのに、
肩書きにウハウハしてどうするんだ?!と。
来週からまた、彼女達が来た時には、今まで通り彼女達の魂とカラダと向き合おうと思います。
モノクロから虹色へ