赤ちゃんを抱く
今週はとても嬉しいクライアントさんが戻って来ました。
彼女と会うのは実に3年ぶり。
『元気だった?』と再会のハグの後に、この2年で私が婚約して結婚した事、
彼女自身が子供が生まれて大変な2年だった事を話しました。
『さあ、今日は何をしましょうか?』と。
『実は二人目が欲しいの。だから、またマヤ文明マッサージをしてくれるかしら?
そして、あの筋肉で見て行くやつをやって欲しいのよ。』
『IHの事ね?』
『そうそう。』
『だって、セッションの翌月に私、自然に赤ちゃんを身ごもれたのよ!
絶対に私は、あなたのセッションのおかげだと思っているわ。
あんなに苦しんできて、全てやめて、あなたのだけに賭けたのだもの。』
『そう。では、今回も妊娠をするッて言う内容でいいかしら?』
『いいえ、私、妊娠をするのは、出来るのよ。流産を二回しているから。
でも、子供が生まれるッて言う所までの内容でやって欲しいの。』
ふと、3年前にした彼女とのセッションを思いだしました。
彼女が私の所にきたとき、彼女は沢山の妊娠方法をして疲れていました。
何か自分が悪い事をしたのではないか、
流産を防げたのに自分のせいで、、、
どうしたら流産を防げるのか、、、
説明がつかない事って、本当にココロが疲れます。
そして、最終的には自分を責めてしまうパターンに陥ります。
3年前、彼女は私に同じ事を言いました。
『今度は子供を生むの。生みたいの。』
必死に泣きをこらえる彼女の目は、どれだけココロを傷めて来たか。
どれだけ、自分を奮い立たせて来たかを見せてくれる感じでした。
そっか、分かった。
そう言って彼女と一緒に踏み切った3年前のIHのセッション。
それをふと思いだし、彼女に言いました。
『ねえ、あの時に潜在意識(魂)に入れた目標ってなんだったっけ??』
『それはね、
”To hold my healthy baby in my arms with gratitude " よ。
健康な赤ちゃんを感謝で一杯になりながら私の腕に抱く事よ。』
そう言って、彼女が携帯電話に入っている写真を見せてくれました。
赤ちゃんを、この腕に抱く事。
過去に描いた想いが、未来に叶っている姿を見て、私のココロは一人で感動に包まれていました。
モノクロから虹色へ