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女性からのサポート


女性に集ってもらって、私の母となるステップを祝福してもらうと同時に

女性からの心のサポートをもらうというものです。

この儀式をした時にジュリーに言われました。

『いず美、一つ、ウィスダムを伝えるわ。

 これから、あなたを支えるのは旦那さんだけではない。

 女性のお友達よ。今まで以上に、あなたは女性のお友達を大切に思うわ。

 アンドリューは、

 あなたと子供を支える為に一生懸命に働いて安全な家を提供する事を頑張ると思う。

 もちろん、彼の事だから、出来る範囲で子育てにも参加してくれると思うけど。

 それでもね、

 仕事から帰って来て、

 彼に自分の人生の全てを委ねるのはとってもフェアじゃないわ。

 でも、あなただって、自分の心のうちをシェアしたいと思う事はあるでしょう。

 その時に、旦那さんが寝ちゃったとか、話を聞いてくれないとか、

 旦那さんを悪者にするのだけは止めなさい。

 あなた、昔、言っていたわよね。10時間働いた後は何も考えられなくて

 ボーッとyoutubeを見てご飯食べて、そのまま気付いたら寝ちゃってたって。

 キャリアウーマンでいた時期があるのだから、仕事から帰って来た彼の気持ち

 分かると思うわ。

 まして、アンドリューなんて12時間労働なんだし。

 だからね、あなたの心がつかえたとき、旦那さんだけではなくて

 外のお友達に助けを求めなさい。

 私も、あなたの為にいつでも話は聞くわ。

 セレモニーでいた女性達もきっとあなたの力になってくれるはずよ。

 そうやって、村を作っていくのよ。

 ただしね、

 旦那さんの事を悪者にして話を進める女性のお友達には気をつけなさい。

 あなたの不満を聞きながら、

 愛のある方向へ導く話が出来る人だけを周りに寄せなさい。』

そう教えてくれました。

一人の時は確かに全部自分で何とかしようとして出来ていた気がする。

かつていじめられた事、女性同士の陰湿さ、

そんな感じで、どこかで私は女性という動物に対して、

ある一定の距離を置いていた部分がある事もいなめない。

ただ、最近の思考と現実の接点の流れは早く、

その女性のお友達に甘えても良いという機会がすぐにやってきました。

糖尿病の検査をした結果、私は、妊娠中の糖尿病だと診断されました。

マジかよ。

もう、この時点でガックリうなだれていました。

ああああー自宅出産はもうないな。。。と。

そして、Dr.から血糖値をモニタリングする検査の道具をもらい、帰宅した先週。

あれだけ聖なる儀式とベイビーシャワーで愛の空間に入って大丈夫!

と思っていたのに。

さて、血糖値を毎食後に調べると、驚きの結果が。

なんにも悪くない。

通常、食後1時間後の血糖値が、80−140の間の数値であれば正常であり

糖尿と言われる人は140を越えるので、食べるものを注意してモニタリングをしないといけないのに、私の場合は86−100の間でいつもおさまってるという結果。

なに、これ??

アンドリューと話すと

『普段、白砂糖なんてここ10年以上食べていないのに

 急に50グラムとか100グラムの飲み物を5分間で飲み干したら

 カラダはその砂糖を消化するのにビックリしたんじゃないかなあ?

 だから、人工的な結果となった糖尿病と言う診断かもね。』

と言う。

そして

『あのさ、一つ確認したいんだけどね、

 こうやって病院のシステムに従ってやっていく事で

 いず美の本来のやりたいお産から遠ざかっているよね。

 胎盤だって結局は、問題なさそうだし、血糖値だってノーマルだし。

 ただ、でもこの二つで、君は自宅出産の機会を失った。

 もしも、君に本当に胎盤の問題があり、血糖値の問題があったとしたら、

 きっと君は病院のシステムに対して、ありがたく思い安心をして身を委ねるだろう。

 でも、実際は、“危険回避”という恐怖心を植え付けるだけで

 脅かされて、自分の体は駄目なんじゃないか?という自分を疑う方向に

 向かうだけではなく、自宅出産と言う機会を失った。

 それについて、君はどう感じているんだい?

 出産を終えてから、後悔をする事になったらイヤだろうなって思ってね。』

確かに、この血糖値の結果を見て、

私の中に見ない様にしていたモヤモヤがずっとあった。

病院のシステムに従っていく事で、自分の想いから離れていく現実に

“流れに乗る”と言う名の”もう仕方がない”というギブアップ感に近い感じがあった。

少し、クサクサしている感覚もあった。

そして、

『私、なんか、病院のベルトコンベアにのっている感じがして、

 自分の本来の力を失っている感じがする。』

と伝えると、

アンドリューは

『どうやったら、そのパワーを取戻せると思う??』

と聞いて来たが

うーん、、、と考えている間に彼は寝てしまった。

その後の、モヤモヤ感は

“ネルネルネルネ”という昔の駄菓子の様に(←知っているかしら?)

頭の中でかき混ぜればかき混ぜるほど、もこもこと膨らんでいく。

こんなとき、アンドリューを叩き起こして、話し合いたい気分だ。

でも、ふと、ジュリーから言われた事を思い出した。

そして、寝ているアンドリューに話を最後まで聞いてよ!!!と

怒るよりも、私が信頼しているお友達へまず連絡をしてみようと数名に

メッセージを送った。

すると、2人からチャットルームに返答がすぐに来た。

そこから1時間半、夜中の1時過ぎまで

ずっと私が本当にしたい事ってなんだろう??

どうやったら私は力を取戻せるのだろう??

そうやって付き合ってくれた。

途中、彼女達の言葉で、画面が涙で見えなくなるほど私は、ベッドで嗚咽した。

『外からの刺激(病院からの指示)で、自分のパワーを失う事なんてしょっちゅう。

 どこにいてもどこで出産しても、

 いず美ちゃんの心の内側の安心はいず美ちゃんにしか創れない。

 だから、一緒に安心出来る感覚を創ろう。』

そう話してくれたとき、本当だ!って心から納得をした。

このまま、ギブアップをした状態で出産を迎えていたら

私はきっとそのまま、外からの情報に振り回されて自分のパワーを失う事が当たり前になってしまっていたかもしれない。

彼女達は、私は低胎盤で泣いていた時も、

ずっと私の話を聞いて愛の中で答えを一緒に導きだしてくれた。

翌日、

別の大切なお友達がインテグレイティッドヒーリング(IH)のセッションをしてくれる事になった。

そして、その翌日には

日本にいる大親友から、いろいろといず美が悩んでいる事を調べてみたんだけど、、、と連絡が入った。

私の周りには、

こうやって頭を抱えたとき、手を差し伸べてくれる愛のある女性が一杯いる。

独身でいた時、あまりにも

『自分の事は自分でやります』とか

『他人様には迷惑をかけません』とか

『それ位、自分でやってよって思われているかな?』とか

自己解決をすることで、自分を律して来たつもりだったけど

それが私を逆に人から遠ざける事にしていたんだと気付いたのは結婚してから。

そして、今、妊娠して、パニックな状態が沢山続いたとき

いつでも私が愛を感じるお友達が手を差し伸べてくれる。

そして、私も彼女達に必要な時、愛を返したいと思う。

こうやって人と愛で繋がれる事は、

私がずっと欲しかったけど手に入らなかったものだった。

人とどうつながったら良いか分からない、、、、

そんな風に思っていた6年前の私に伝えたい。

愛を受け取る事が出来る様になって、沢山の愛の循環に身を包まれるよと。

翌朝、アンドリューが

『昨日、寝ちゃって話が全部出来なかったけど、今日の気分はどう??』

と言って来た。

前の私だったら

『ふっん。話ぐらい聞いてくれても良いじゃんよー』と拗ねていたのだろうか。

私の感情は、大切な女性のお友達によってtake careしてもらったから

落ちついていた。

『もう、大丈夫。私は、パワーを取り戻すわ』

そう言って微笑むと、安心した表情でおでこにそっとキスをしてくれた。

子育ては村全体でする。

少しずつその意味が私には分かって来た気がする。

モノクロから虹色へ

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