Have Faith in Myself
(”時には、プリンセスでありながら、ダースベーダーにならないといけない時もある。” 自分が欲しいものを手に入れる時には、それを阻むものに向き合って解決していく強さを求められることがある。そんな意味で捉えたこの写真。インテグレイティッドヒーリングの創始者のマチルダから送られてきました。)
メルトダウン(ブログ)して泣いた後、
私は自分にインテグレイティッドヒーリング(IH)のセッションをしていました。
そこで私の体が合わせた周波数は『 Have Faith in myself』 でした。
自分への忠誠心、自分は大丈夫だと心から信じること。
そのために、絶対に犠牲者にはならないと選択をすること。
そして、
その為に、しばしば自分の内側と闘い乗り越えないといけない事があること。
あと、どれ位私は自分にfaithを保てば良いの?と少し天を睨みつけたほどでした。
それでも、自分が失いかけていたfaithを取戻すパワフルなセッションでした。
そして、その翌日に私は、そのfaithを持つ意味が分かりました。
昨日は、ドクターと助産婦の両方の面会がありました。
10時45分からドクターとの面会。
12時45分から助産婦との面会。
この1日で私の出産方法は決まるのだと私にとってはビッグデイでした。
朝、ドクターに会いにいくと、いつも通りアップビートで
『どうよ!』と聞いてくる彼。
朝2つのお産を終えたようで、待合室はギュウギュウだったけど
彼にとっては、そのお産がパワフルだったようでとても陽気な様子。
お腹にエコーを当てて、赤ちゃんの場所をチェックするなかで
『ちゃんと骨盤に収まってる。
羊水も十分にある。
ベイビーの心音も素晴らしくいい!
VERY VERY GOOD!! 』
そう言う彼に、私はホッとして、
『ドクターキャップ、聞きたいことがあるんだけど、
私の体って自宅出産をすることって可能かしら?』
そう言うと
ふと顔を見上げて、
『それは助産婦さんと話さないと。
でも、
君の胎盤の位置もパーフェクトだし、
血糖値も問題ないし、自宅出産を希望するならいいじゃないか!!!
君が一番幸せに感じるお産を選ぶことだ。
だって、君のお産がこれからの人生に大きな影響を与えるのだと僕は信じているから!』
こんな発言は全くもって想像もしていませんでした。
だからドクターキャップに言ったんです。
『あなたに対して、あなたのところで産むわって言っていたのに、途中で気が変わって
コロコロ心変わりがするやつだって思ったんじゃないかって。
忠誠心がないと言うか、、、』
すると、彼が言いました。
『君がもつ忠誠心は自分に対してだけだよ。自分の心に従う忠誠心だけだ。』
『でも、迷ってる。
私、たくさんのテストに失敗してきたから、次には何に失敗するんだろうって。
こんな私が自宅で産んで大丈夫なのだろうか?って。』
すると
『君はなにも失敗していない。
胎盤の位置だって、君が決めたわけじゃない。
糖尿だって、単純なるチェックだ。
しかも、君は血糖値が安定している。ちゃんとそのテストに対してだって、
コントロールできるほど責任を取っている。
バクテリアだって、誰だってあることで、それだって君の体のせいじゃない。
なにも失敗していないし、落第生でもない。
ちゃんとこうやって、赤ちゃんを立派にお腹の中で育てているじゃないか。
僕が言えることは、君から素晴らしい美しい赤ちゃんが生まれてくることだよ。
この赤ちゃんは僕が出産に立ち会った赤ちゃんだと言っても過言ではない。
いや、僕の赤ちゃんだ。それだけ、いず美と赤ちゃんのベストを願っているし、
君がそれを選ぶことを信じている。
今日、ちゃんと助産婦さんと話してくるんだ。
そして、絆を築いて、その中で産んだら絶対に美しい体験になるよ。
もしも、
彼女の所で産むのであれば、あかちゃんが生まれたら、写真を送ってくれよ。
きみの決断をまた知らせてくれよ。』
といって泣いている私の肩を抱き寄せてくれました。
ほとんどのDr.が、自分のところでは助産婦にかかるのであれば、見ないと言います。
医療面での責任転嫁をされることを案じて、
20週目でドクターか助産婦かを決めろと決断を迫られます。
ドクターキャップに会う前のドクターには、自宅出産をするならあなたを解雇すると
クリアに宣言されました。
だから、私に取って、ドクターキャップにこれを伝えるのは、賭けでもありました。
でも彼は、
『君がしたいことをするのが一番だ。大丈夫。』と言って背中を押してくれた事に
私は彼が本当に私のベストの為に自分がいるという姿勢を見せてくれているんだと
感謝でいっぱいでした。
彼のオフィスを出るときに、視界が明るくなったのを感じました。
そして、その足で助産婦さんのところへ向かいました。
彼女と絆が築けるだろうか。
明日出産でもおかしくない状態だけど。
こんな短い間で築けるのだろうか?
そう頭の中で思う事なんて、実際に会ってみたら、
ただの妄想でしかなかったといわんばかりに
助産婦のポーラが扉をあけて出てきたとき、
『Izumi〜!!!』と言って、彼女は大きく両手を広げて私を包んで迎えてくれました。
彼女にあったのは2ヶ月ぶり。
もう全くの他人行儀になっているかと思っていましたが、
彼女に抱きしめられた途端に私はまたワンワン泣きました。
ホルモンの仕業なのか!?
『どうしたの?なぜ泣いているの?』
そう聞かれたとき、
私は『長い道のりだった、ここまでくるのが。。。。』と涙を来られて喉仏が痛くなりながら伝えるのが精一杯でした。
本当に長かったです。
自分が自宅出産をしたいと願ってから、色々ありました。
でも、またここにこうやって彼女の所に戻って来れました。
オフィスに入ると彼女が聞きました。
『あのね、一つだけ確認させてちょうだい。
あなたが自宅出産をしたいと選んだ理由は、病院が怖いからとか、病院が嫌だから、ではないわよね?自宅出産が自分に合っているからって言うことよね???』
この質問に、驚きながらも
私は自信を持って『イエス』と伝えられた自分がいました。
もしも、この質問を彼女に出会った始めの頃にされていたら、
私は、きっと嘘をついていたでしょう。
そして、ああああーそうか、そうか、そうだったのか。。。。。
そう大きく納得をして天を仰ぎました。
今まであったことは、全てここで『イエス』と心からいう為だったのかと。
彼女に出会った時の私は、
医者に対する不信と病院に対する毛嫌いで、自宅出産を選んでいたのは事実です。
でも、
彼女の質問によって
『選択というのは、
自分がこれをしたいと心から願う所から思うもので選ぶものであり、
何かから逃げたくて選択をするというのは、エネルギーが純粋でないから、
結果的に間違った方向に行きやすい。』
と気付きました。
確かに、
前の彼氏に振られたリベンジで、元カレよりもお金持ちのかっこいい旦那を選ぶとか、
友達がわたしよりも幸せそうだから、私も海外旅行とか派手な生活をしてやる、とか、
仕事場で先輩に色々と言われているから、自分の方が出来る所をみせてやろう、とか、
いじめられた事があるから、いじめられない様に相手の顔色を伺っていこう、とか、
自分が本当に望んでいる事ではなく、誰かに対する怒りや嫉妬、恐怖などの過去の経験から、自分の身の振り方を選択するという惨めなケースをいくつも経験したし、見てきました。
そして、最終的に手に入れたとしても、全く持って幸せではなかったり
手に入れた気がしても、本当に自分が欲しい物ではなかったり。
そうか、そうだったんだ。
今までの検査に落ちてきた私は、医者に対する怒りを手放す為だったんだ。
それに気づくように、医者と敢えて交わることを必要と課されていたんだ。
関わらないようにしていたら、避けていける。
でも、本当の意味で私が自分の力でお産に向かうには、こうやって自分の過去のいかりに直面する必要があったんだ。。。。
テストに失敗してきたと思ってきたことは、本当は失敗ではなかったんだ。
これは、私にとっての過去の怒りを手放すヒーリングのプロセスの一つに過ぎなかったんだ。
私の怒りを手放した状態で、目の前にある選択肢。
Dr.キャップの所でお産をする事も、ポーラと共に自宅出産をする事も
私にとってはどちらを選んでも大丈夫になった。
one way or the otherではなく。
『触った感じだと、あなたの赤ちゃんはあと12日以内には生まれるわ。』
自分のエネルギーがまっすぐに上がっていくのがわかる。
自分が心の底から、興奮しているのがわかる。
頭でではなく、体全体でエネルギーがぐるぐると上昇しているのがわかる。
私、産みたい。
そう感じれた。
ポーラが言った。
『アンドリューは出会った頃からあんな感じなの??』と。
『あんな感じって???』と聞き返すと
『サポーティブで、いず美にとってのベストを僕はやってあげたいんだ。ってずっと電話口で言ってたわ。
そしてね、彼の電話の後に、本当は7月の初旬、つまりあなたと同じ頃に出産をする予定の女性がね、早まって、先週出産したのよ。だから、あなたのスポットが空いたの。素晴らしいタイミングだったわ。』
『じゃあ、やっぱり本来は空いていなかったんだ。』
『ええ、そうよ。でも、アンドリューの思いなのか、あなたの思いなのか、
スッとスポットが空いたのよね。
ただ、あなたの話を聞いていると、
ちゃんとあなたが自分の内側と向き合ってワークをしてきたから、
あなたのエネルギーがクリアになった瞬間に扉が開いたかのようね。
こんな偶然てあるのね。』
この言葉を聞いて、畏敬の念に包まれた瞬間でした。
犠牲者意識に留まらせないインテグレイティッドヒーリングのおかげで
こうやって私は、乗り越えることが出来たんだと思います。
だって、IHがなかったら、仕方がないという立場しか取れなかったと思うから。
自分の人生に責任を取るってどういうことかも知らずに生きていたと思うから。
本当に手に欲しいものは、
自分のエネルギーがクリアになった時に手に入るものだと感じたこの3ヶ月でした。
家に帰って、アンドリューに話そう。
そして、Dr.キャップの所で産むか、自宅出産をするのかを2人で決めよう。
恐怖からの選択ではなく、
エンパワリングからの選択を出来る場所にようやく立てた自分を
とても抱きしめたい気持ちになった一日でした。
Have a faith in myself.
出産予定日まで、あと11日です。
どちらを選ぶんだろ〜
モノクロから虹色へ