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アートに生きるか、サイエンスに生きるか


先日ニュースレターを送った時に以下の記事を書きました。

初めの数日はあまり反応がなかったのですが、

その後から色々な方からメイルをいただ来ました。

自分の生き方を見つめた時に

アートに生きているか、サイエンスに生きているか?

もちろんバランスが一番大事なのですが、

そこに目を向けてみると私たちはもっと自分に大切なものを選択して生きることになるんだと思います。

あまりにも反響が多かったので、ブログでもその一部をシェアします。

ニュースレターご希望の方はこちらまで。

********************************

私は赤ちゃんが出来てから、7ヶ月が経ちました。

この7ヶ月で自分の今までの概念や在り方を笑っちゃうほど

ぐるりと

まるで鉄棒で逆さまになって空を見るように

見え方が変わっているのを体験しています。

ある時期、アンドリューとHが出来ない時期がありました。

なんでだろう。

何かが違う。

また、ある時期は、赤ちゃんのスリープトレーニングで悩んだ時期がありました。

(その時のブログはこちら

なんでだろう。

何かが違う。

ある時期は、親との関係で何かが違う時期がありました。

なんだろう。

何かが違う。

そして、夫婦における本だったり

男の人についての本だったり

スリープについての本だったり

子供を育てることについての本だったり

愛の表現(ブログこちら)についての本だったり

色々な本に私は回答を求めました。

この『違う』って言う感覚の正体を突き詰めたくて。

そして、『スローセックス』と言う本の冒頭を読んだときに、

天から雷が落ちるほど、痺れて納得しました。

私の違うって感覚ってこれだったんだ!と。

かの有名な『OM meditation 』を作ったニコールという女性の本なんですけど、

彼女がこんな内容のことを書いていました。

(*覚え書きなので、内容の精密さはかなり曖昧です)

私の祖母は、とっても料理が上手で

私も料理が上手になりたくてクッキングの学校に行ったの。

そして、卒業していよいよ祖母に認めてもらえるって思ったら

全然認めてもらえなかった。

逆に、学校になんか行くからこんなまずいご飯を作るんだって言われる始末。

私の料理に一口も、手をつけてくれなかったわ。

そして、ある日、私は祖母に懇願して

美味しく料理を作る方法を教えてもらったの。

すると、彼女の料理はまるでアート(芸術)だった。

その逆で、私の料理はサイエンス(科学)だったことに気づいたの。

彼女はその日に手に入った野菜によって塩加減を変え

その日の天候によって野菜の切り方を変える。

自分の体調によっても味が変わってくる。

目の前にある全ての自然(天候、野菜、自分の体調など)を統括して

その瞬間にベストなものを作っていくの。

だから、いつも同じようで違うの。

そして、いつも美味しかったんだわ。

その一方で、

私の料理の仕方は、その瞬間は関係ないの。

水の量、塩の量、茹で時間、切り方、など

全部が毎回同じなの。

だから、私の料理は”サイエンス”。

1+1=2と言うサイエンスに基づいた料理。

そして、サイエンスだと祖母の魔法の味は出ないのよね。

それって、セックスと同じ。

その日の自分の気分。

その日の体調。

その日の感覚。

だから以前と同じセックスをサイエンスのように

これとこれをすればお前は行くんだろうってやられちゃうと

気分が冷めて飽きちゃうのよ。

つまりね、料理も、セックスも、アートなんだって気づいたの。

ある日は、激しく

ある日は、優しく

そして

ある日は、ただただ抱きしめて欲しい時がある。

1+1のサイエンスのセックスだと

人間の本当の醍醐味って出てこない。

でも、アーティスティックなセックスって考えただけで

ワクワクしない?

その日によって違う。

何が出てくるかわからない、オーガズミックなセックス。

そんな内容だったように記憶しています。

これを読んで

私の生き方はずっと【サイエンス】だったと気づきました。

そして、

赤ちゃんを産んでから、

「生きる」って本当は【アート】なんだと。

だから、何かが違うって感じてたんだ、と。

今まではずっと

1+1=2の回答を求める生き方。

1+1をしたら、こうなるでしょ?

っていう生き方。

もしくは、

2の回答のために、1+1をしなくっちゃ!

っていう生き方。

****************(後半省略)*******************

サイエンスがあるというのはとても役に立つ。

ガイドラインをくれるから。

でもガイドラインをなぞってくだけだと、それって無機質な生き方な感じがする。

多分、BGMはおよげ!たいやきくんのAメロだと思う。

『毎日、毎日、僕らは鉄板の、上で焼かれていやになっちゃうよ。』

って。

一方で

アートの中だけで生きていくって、とても怖い気もする。

だって、たい焼きが鉄板の上で焼かれるのはつまらないけど、何が起こるか予想がつくから

ある意味、安心だもの。

そして、

まあまあ、お金ある。

まあまあ、仕事ある。

まあまあ、幸せ。

想定内。

アートで生きているか??

サイエンスで生きているか??

ここでいう

アートに生きるということは、

次に何がくるのかわからないけどそれに対して、リラックスっして自分を信じて、何が来てもオープンにいるということ。だから結果は、どうなるかなんて保証できない。

サイエンスに生きるということは

自分が思うこうであるべきという型にはまるように、物事をそっちの方へなんとか持って行こうとすること。だから結果は、ある程度予想がつく。というか、決めている。

私は多くの人がアートに生きることを望んでいるんだと思います。

だって、自分のちっぽけな脳みそで考えたことの中で生きるのなんてつまらない。

本当は自分てもっと素晴らしいことを経験する存在なんじゃないだろうか?

自分が想像する以上の素晴らしいことが待っているんじゃないだろうか?

そこに、ワクワクする動物だから。

それでいて、色んなことで、

自分が想像する以上の悪いことが待っているんじゃないだろうか?身の丈を知ろう

とかってビビってサイエンスになっちゃう。

私は、アートに生きたい。

そのアートに生きたいことをブロックしている潜在意識の壁をインテグレイティッド・ヒーリングで取り除いてきたなあとも思う。

多くの人に、もっとアートに生きるために潜在意識のブロックを取り除いて欲しいなあと。

筋肉反射テストを学んで欲しいなあと。

というわけで、

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