奇跡はいつでもどこにでも
- IzumiTakiguchi
- 2019年3月15日
- 読了時間: 7分

(*Hisae Mukai 作)
昨年からインテグレイティッド・ヒーリング(通称IH)のアシスタントを
お願いしているヒサエちゃんが、このフライヤーを創ってくれた。
インテグレイティッド・ヒーリングの講習会を初めてもう8年が経つ。
このフライヤーを見るたびに、魂と繋がる本当に素晴らしい時間だと心から思う。
泣いたり、笑ったり、振り返ったり、希望を見つけたり。
人間らしさを取り戻す最高の時間だと感じている。
ヒサエちゃんがいう。
『もっともっと多くの人にこの講習会の素晴らしさを知って欲しい。
こんなに良いものをもっと多くの人に伝えるためにはどうしたら良いかな〜』と。
そうやって彼女は、このフライヤーを私は頼んでいないけど
空いている時間を使って創ってくれた。
『この写真を見ていると、本当に良い時間だったなあって、また愛に浸っちゃうんだよ』
と言いながら。
彼女は今まで泣いたことがなかったという。
でも、(講習会中に彼女が泣いていなかったのってあったっけ?)というぐらい
よく泣いていた。
それが、悲しくて泣いているのではなく、
希望に溢れて愛の琴線に触れて泣いているようだった。
私自身、カメラのシャッターを切って、あとで写真を見返すと心がジーンとする。
そして、その中でも美しい魂に触れた写真を厳選して、ブログやウェブサイトに掲載させてもらっている。
それらを紡いでフライヤーにしてくれた久恵ちゃんに感謝でいっぱい。
そっか〜良かったなあと思っていると
今度は、サンディエゴの通訳のまいちゃんが
『いず美ちゃん、もっと多くの人にIHを受けてもらうようにしたらどう??』と。
『なんで?』と聞くと
『だってさ、こんな贅沢な時間ってないと思うんだよね。
マチルダから直接学べて、コーチング受けれて、しかも合宿だから
普段の生活から離れて、自分のことだけに集中できるなんてさ。
マチルダから学べる機会なんて一年に一度しかなくてさ、
いつまで続くかだって、わからないじゃない。
私だって、IHで本当に変わったもん。
人生のターニングポイントになると思うんだよね。
こういう自分のことに向き合う時間て、本当に貴重だと思うよ。』
そんな風に言われて、一つ自分と向き合うということで思い出したことがある。
私が、
『いずみちゃんて、とっても自己中で me me me って感じだったよね。
覚えている?どれだけ自分が酷かったか?』
そうお友達が言ったことがあった。
それを聞いて、すごく自分を恥じた気持ちになった。
『そんなことないもん』って言いたくなるぐらい。
『そんな風に言わなくても良いじゃん』って自己弁護したくなるぐらい。
でも、きっとそのお友達はそう感じたのだから、、、と黙って聞いていた。
今は、全く違う次元にいるからあの時の自分のことをよく思い出せない。
ただ自分が、皮膚のことで本当にどうしたら良いのか回答を求めていて
藁をもすがる思いだったのは覚えている。
そのお友達からの言葉は、羞恥心と苦い味を残した言葉だった。
あまりにもその苦味が消えないので、マチルダが来た時にそのことを話した。
『自分の過去を誇らしく思えない時もあったんだよね。』と。
するとマチルダはこんな風に言った。
『そのお友達は、あなたの皮膚の状態になったことがないからね。
きっとそのお友達があなたの皮膚の状態になったことがあったら、
違う言葉をかけているかもしれない。
毎日かきむしる、
毎日自分を忌み嫌う、
毎日鏡の中の自分に失望する
そして
毎日明日はどうかよくなっているんじゃないかと奇跡を思い続ける
そんな日々を5年も続けていたら、誰だってあなたみたいな状態になったと思うわ。
クラスでも言うでしょ。
”自分が一番、愛をもらうに値しない僕である時に、愛をください。
だって、その時が一番愛を欲してる時だから。”
って。
ただね、そこからあなたは変わったわ。
今も同じ状態だったら問題だけど、今あなたは本当に変わった。
そこに私は泣けるのよ。』
そう言ってティッシュを片手に泣いていた。
私は、そう理解をしてくれたマチルダの言葉を聞いて、
羞恥心と苦味が消えていったのを感じた。
私たちは、
「あの人って変」
とか
「あれは、おかしい」
とか
「あんなこと言うなんて考えられない」
とか
「あんなことするって、信じられない」
って分離する。
そして、責めることで、相手を正そうとし、自分の正しさを押し付ける。
でも、自分がその人と全く同じ成長で、全く同じ環境で、全く同じ扱いを受けていたら、、、、???
その視点をマチルダとの会話で私は学んだ。
愛は分離ではなく、理解だと。だからと言って、その行為を良かったことにはしない。
そこから、学びに変え成長を遂げるかを彼女は言う。
こうやって彼女と話すだけで、たくさんの学びや気づきがある。
この8年間、私はマチルダと話すことでたくさんの気づきをもらってきた。
将来的には、ロサンゼルスやサンディエゴのIHで、IHのプラクティショナーの中で
アシスタント生を募集して彼女と過ごすことで、アシスタント生たちが直接マチルダから学ぶ機会を増やしたいなと思う。
きっと彼女の物の見方や世界の捉え方を感じて、IHとは違った成長を感じるはず。
あるクライアントさんが来た。
『私は、我が子に自分でも信じられないほど、ヒステリックに怒るんです。
良い加減にしてよって、腹から煮え繰り返るほどの怒りが湧いてくるんです。
まるで私の母親が私にして来たことの生き写しなんです。
母親がおばあちゃんにされたことと同じ。
他の親たちはみんな子供を愛しているのに。』
彼女があまりにも苦しそうに私に伝えるのを見て、私は伝えました。
『きっと他の人が自分よりもベターにやっているって思いがちですよね。
でも、おそらくなんですけど、
もしも私があなたの体に生まれて、あなたの家系の中で育って、
あなたが経験した子供時代を過ごしていたら、
きっとあなたがしていることと全く同じことをしているかも。
私の姉が言ったことがあったんです。
”高校生の頃、あんなに反抗していたのに、母親の立場になってみると
まるで生き写しみたいに同じ言葉を同じ口調で同じトーンで娘に話しちゃうのよ。
今は、いっちゃん笑ってるけど、そのうち、いっちゃんもそうなるからね”
って。
だから、〇〇さんは、ご自身が知っていること・学んできたことの中でベストを尽くして来てるんだと思います。
ただ、多くの人がその波にもまれて過ごしていく中で、
〇〇さんはこれはおかしいと思って、本当はこうじゃないんじゃないか?と思って
答えを見つけに来てくれたんだと思うんです。
それって、すごく自分の内側の本来の力を使っている行動だと思うんですよ。
だって、それまでの流れを自分の’代’で変えようとしているわけですから。
今まで、あなたがお子様にしたことに言い訳を与えるわけでも、
なかったことにするわけでもないんですけど、
ここで違うと気づいて、変わると決めて
潜在意識の周波数を変えていくインテグレイティッド・ヒーリングのセッションに
来たこと自体が本当に大きな自分の人生への貢献だと思います。
今までの家系の流れの中で、自分を失って生きていくのではなく、
自分らしくお子様と関わっていくと言う選択ができるようにセッションをしませんか?』
涙を流しながら、彼女はこくりと頷いた。
セッションが終わって彼女が帰宅する時の目がとても澄んでいたのが印象的だった。
そして、その年の終わりに彼女はインテグレイティッド・ヒーリング(IH)の講習会を受けることを決めた。
『もっともっと自分が変わりたいから、、、、』と。
数年経った今、彼女に改めてメイルをして聞いた。
『その後のお子さんとの関係はどう??』
『もちろん大変なのは変わらないんだけど、私らしく子供と関われているんだよ。』
彼女がもっともっと自分らしく生きている躍動感が溢れるメイルだった。
何かが違う。
もっと違うんだ。
自分の内側の調和と違う感じがする。
その違和感って多分だけど、正しいのだと思う。
その違和感は心の痛みかもしれない、体の不調という形で現れているのかもしれない。
ただ、共通するのは魂と自分の人生が一直線上に並んでいない感じ。
そこに留まることも一つの選択だし、
そこから出て一直線上に自分の魂と人生を並べることも選択。
ただ、自分の魂と人生が並列して前に進み始めた時って
とても美しくて、部屋の明かりが数ワット上がるのがわかる。
愛に溢れ、祝福されているのがわかる。
日本語通訳付きコース:インテグレイティッド・ヒーリング(IH)inサンディエゴの
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