妊娠中のヤムナボディローリング
双子を妊娠中の可愛い女性にヤムナボディローリング を教えさせていただきました。
胎動が激しくて、ちょっと恐怖なんです。
そんな感じが初めて連絡をくれた内容でした。
まあ、二人いるし、、、と思いがちですが、
母親の直感て、結構無視できないので、話を聞いていくと、
左側の子がそんなに動かないとのことでした。
それを聞いて、ふと、ヤムナが妊娠している方のための講習会を行った時に
『胎動があって嬉しいっていうけど、
それって、空間が狭いよって言われていることだから』
と言った言葉を思い出しました。
なので、彼女に
『もしかしたら、空間が狭いのかも』
そう伝えて、ヤムナで空間を作ることにしました。
画面越しに見た彼女の体は、
26週でありながら
前傾姿勢で、すでに首が前にもたれ、肋骨がお腹の上に乗っかってしまっていて
股関節にも空間がない感じが見て取れました。
この崩れってどこからきているんだろうか、、、、
そうカラダをじっくりと眺めながら、
私の思いつく限りの中でまずはボールで体の色々な部位にアクセスをしていきます。
すると、一つの足首のルーティンで彼女が悶え始めました。
妊娠中でリラクシンというホルモンが出て関節が柔らかいはずなのに、
あまりにも硬い足首に、本人もびっくりしているようでした。
『左足首を以前に捻挫していて。』
ボールでワークをしていると、過去の怪我をふと思い出す瞬間があります。
直ったと思っていたのに、直ったわけではなかった怪我を。
彼女のその症状と怪我の履歴に、
すべての体の歪みが繋がっていくのを理解しました。
ああ、そうか。。。と。
そして、それをもとに、少しずつカラダを上に上げていく作業をします。
赤ちゃんのために空間を作ってあげる作業です。
そしてこれが右側をワークした後。
左側の体が沈んでいて、骨盤と肋骨の間が縮んでいるのを見れると思います。
2回目のクラスの後には、
左の子がよく動くようになりました!
という連絡をいただきました。
そして、自分で毎日足首をワークしてもらって改善されていくのを見たので、
最後のレッスンでは股関節を上に持ち上げていく事をしました。
彼女の体は、股関節が詰まっているので、
『ええええー全然できなーい』と言っていました。
きっと、これが徐々にできるようになって行ったら、歩くのも楽ですし、
なんてったって、出産後の落差が違います。
私自身も臨月に入ったのもあり、
彼女自身も自分の体に必要な情報を得たこともあって
クラスを終えましたが、
彼女の出産後の回復がとても楽しみです。
妊娠中の体をいかに楽に快適に過ごすか。
これって、産後の体にも大きく影響をしてくるだろうと
自分の身をもって感じています。
一人でも幸せな妊婦さんが増えますように。
これからも活動を続けたいなと思います。
おっとっと、
いやいや、私の身体もこれから出産に向けてラストスパートだもの。
まずは、私のカラダを大事にしていきます。
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