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29歳の時


女は29歳までが勝負です。

そこまでに結婚した方がいいです。


29歳まではクリスマスイブのケーキと同じ。


みんながこぞって欲しがり、みんなが予約したがる。


でも30歳過ぎたら、クリスマス後の26日のケーキ。

半値にして、ようやく買ってもらえる。


そんな英語の記事をアメリカに留学したときに宿題で読んだ。


それについて、自分の思いを書くという宿題だった。1999年だったと思う。

私は、まだ29歳からほど遠い年齢だったけど

その文章にかなりの違和感を覚えた。


自分のペーパーが戻ってくるとき、

当時の先生が私に手渡しながら「あなたはフェミニストだから」と言った。


「え?」

と思った。

当時活躍されてた土井たかこさん、田中真紀子さんの

顔が浮かんだ。


いやいや、あんな感じ?

私?が?


そう思ったけど、今になって振り返ると

あの先生が

言ってたことは遠くはなかったと思う。


その後、生理について興味が出て

子宮のマッサージをセッションでするうちに

女性の苦しさや、悲しさや、しんどさは、

世間の声や風潮を真面目に捉えた故の産物だと知って

今、

Spirit of a Woman として

活動をしてるのだから。


1999年からもう25年が経って

今回、いただいた質問は29歳からの女性だった。


まだ

29歳のプレッシャーというのはあるのだろうか?


私が29歳になった時は、まだあった。

当時

彼氏がいない私の背中は結婚式に、行くたびにブーケを投げる時、前へいけと押された。

何がなんでもとってこいと言う声が聞こえた。




その時の私が許される選択肢は2つだった。


嫌だとマジで抵抗する


OR


もらうぞー!と、おどける。


どちらの選択も私には苦い味が後から体全体に広がった。


私が

結婚した時、

ブーケを投げれないほど

ロイヤルウェディング?というほど、

大きなブーケを作ってもらった。


ただ、当時、投げる発想が浮かばなかっただけだけど。


自分のタイミングで

自分が好きになった人と一緒になればいい。


それが最高だと今、心から思う。


アンドリューとあの年齢で結婚できて、私は

本当に幸せだ。

この高齢出産で本当に幸せだ。



29歳という言葉を聞くと

あの目に見えない何かにせき立てられてた感覚を思い出す。


私は、フェミニストなんだろうと思う。


男性に対して権利を主張するより

自分が自分の幸せを自分のタイミングで味わうという楽しみを持つことを主張したいフェミニスト。


なぜ男性に対して主張しないのか。

それは、

あの時29歳の私に前へいけと言った男性の全てに共通する事が

マウントを取る事でしか、女性との関わりを知らない様子だったから。


そういう時は、権利を主張しても、どこにも行かない。

だから、主張をするよりも「自分」にフォーカスをした方がいい。


そういう時代に先人の女性たちにしてもらった私たちはラッキーだと感じます。


さて、優しくて切れ味抜群のさとこちゃんとの最新YouTubeです。

今回は29歳の女性のお便りに返答する形の内容です。





モノクロから虹色へ


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