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Fallopian Tube 卵管の声


(*日本の御用邸にて。なんとまあ、美しいエネルギーが流れる場所でした)



ある女性が体重増加についてI Hセッションをしたいと。


ゆっくりと物腰柔らかく話す女性。


顔はとても美しいが、表情は暗い。


こういう時、私は大学時代のバイト先のおかみさんが言ってた言葉を思い出す。


「どんなにブスでも、笑ってれば可愛いし、

 どんなに綺麗でも、笑ってなければブスなんだよ」


現代では、この言葉はアウトなのだろうか?


言葉尻をとったら、そうなのかもしれない。

私自身、もしも20歳であれば、ヤンヤいうのかもしれない。


でも、今になると、年齢を重ねて、いろんな人に出会い関わってきて

総合的に見て得た言葉の後ろの意味を想像することが

出来る40過ぎた私にとっては、理解できる節がたくさんある。



言葉尻だけでは分からない、

人間味というのが錯綜した文言な気がする。



その美しくて暗い女性。

私は、この女性が暗くなる理由が何かあるのだろうと感じる。

私だって、肌が少し荒れるだけで、暗くなるのだから、見た目がどれだけ心に影響を及ぼすかは

私も自分に当てはめて感じるところがある。




『下半身がとにかくここ数年で太った。

昔のダイエットトリックが全く効かない。


40歳で第4子を産んで、もう更年期だからかしら?


それでも、この体重増加は私の心を重くするの。』



セッションは進んでいく。


年齢遡行で42歳と出る。


「え?数年前のことよね?その時、一番下の息子が2歳ぐらいで、特に何もないけど」


それでも体は42歳の時、何かあったのだという。


本人が思い出せないので、情報として積み上げて、次に進むことにした。


I Hではプロトコルというものがある。

これは、言ってみれば、潜在意識のプログラミングなので、解除しないと

どんなに本人が強い意志を持っていても、無理だという内容である。



彼女の場合、彼女の意思が弱いから、体重が増加してるんだ!


というのではなく、


何かしら潜在意識にプログラミングがあって、体重が増加傾向にあるということを伝えている。



それを伝えるとホッとしたように


「そうなの。私なりに頑張っているのに、どうしても増え続けてしまうのよ」




体重増加の理由のプロトコルは何か?



”医療移植”


潜在意識が示してきたのはこの内容だった。



『体に何か医療による移植を受けているものはありますか?』


彼女は、天井を見つめながら、考えている。


『特に何もないわ。』


私の方の医療移植のスキャンリストにも反応がない。


人工肛門、義足、義腕、義歯、ワクチン、刺青など。


でも、体は絶対に医療移植だという。


『そういえば、さっき42歳って出てきましたけど、42歳の時に何か体に入れました?』


と、私は潜在意識が出してきたキーワードをつなげてみる。


少しの間、彼女の表情はぐるぐると過去の記憶をたどり、

「あ!!!!!」とした表情をすると同時に、半身をマッサージテーブルから起こした。



『私ね、子供は2人で十分って思っていたの。

 そしたら、6年後に3人目が出来て、ホームスクールもしてたし、大変だったのよ。

 その時の医師が、あなたの卵管には、たくさんの筋腫があるから、子供を授からないですよって言われてね、 油断してたら、3年後に4人目が出来てしまったの。

 

 もちろん、とても嬉しいことだわ。後悔はないの。

 でも、経済的にインフレで本当に厳しくて、私自身、今子供達をホームスクールしたいけど、働きに出ないといけないぐらいだから、42歳の時に、卵管に手術をして、精子が通れないようにしたのよ。


 手術って言っても、小さな穴をお腹に開けて、卵管を塞ぐだけだから、そんなに大きな手術ではないのだけど。』



体はそこにすごく反応をしていた。


私は彼女に伝えた。


『これが出てくるときは、移植物を受け入れられていないことを示します。 そのせいで、苦痛だったり、機能が損なわれたりしています。 』


それを聞いて彼女は言った。


『そうだわ。あの後から、生理痛が始まって。生理前の気分のムラも出てきて。そうそう!そして体重が増加し始めたのもあの後だわ!でも、ドクターが、この手術と体重増加は関係ないし、聞いたあことがないって、いうから、すっかり更年期のせいって思って、忘れていたけど。やっぱり私の体の感覚は正しかったんだわ。』



ドクターだって人間だ。全ての体の変化が何が理由かなんんて知ることは難しいだろう。


そして、人はしばしば、自分の体調不良を自分の中だけにしまうことがある。


育児や仕事などに追われていると、自分の体調は後回しにしてしまう傾向もあるだろう。


そんな双方の色んな要因が絡んで、注意すべきことが見逃されることがしばしばある。




セッションが終わった後、

「私の子宮は、口を塞がれている状態な気がしてきたわ。

 もう一度この機会に私は本当にどうしたいかを考えてみる。」



そう言ってる彼女の表情は心なしか、少し明るかった。

きっと切り離した自分の一部を自分のものとして感じたからではないかと私は彼女の表情を見てて感じている。



まあ

卵巣がホルモンを司り、体重増加に関わることがあるかもしれない。


更年期以降体重増加の原因はそこだとも言われている。


でも、更年期を過ぎても、体重が増加しない女性もいる。


本当に一人一人が違う。


だから、インテグレイティッド・ヒーリングのセッションは興味深い。

一人一人に寄り添い、新しい道へと誘ってくれる。



セッションルームを後にする彼女のエネルギーが軽くなり

彼女の美しさが少しずつ明るみに出ていく感覚があった。





モノクロから虹色へ


I Hのサンディエゴ開催は10月。

早割締め切りは、明日の8月24日です。こちらが詳細・お申し込みページです。


ご興味があるかたは、こちらのI Hの説明をご覧くださいませ。





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