Integrated Healing 講習会を終えて
昔は人の話を聞くのが苦手でした。
自分が嫌な思いになるようなことを言われるのではないかと思ったり
相手のネガティブさに引きずられたり。
でもある日、『全ての言葉は愛だよ』と聞いて、
私は人の話の聞き方が変わりました。
すぐではないけど、少しずつ少しずつだけど
人の話を心傾けながら聴いていると
全ての人の言葉に「愛」があることに気づき始めました。
愛したい
愛して欲しい
愛を感じたい
愛を伝えたい
愛を受け取りたい
愛を知りたい
愛ってなあに?
愚痴を言っているようで、愛が欲しいと泣いているに過ぎないことに。
ネガティブなことを言っているようで、愛を感じたいと言っているに過ぎないことを。
だけど、ほとんどの人が
話しながら愛を表現していることに気づかない。
だから、私が質問することで、そこに焦点を当てると
本人が「ハッとする」瞬間があります。
自分に愛があることの気づきを。
すると本人は自分の愛に気付いて泣けてしまう。心が震え始める。
その姿を見て自分の心も共振して
閉ざしていた心のドアの鍵が緩み始める。
そして、心が開いた時
私は講習会を始める。そんな講習会でした。
でも、多分リトリートの要素の方が強かったかもしれないです。
10日間どっぷりと自分と向き合い、サポートされ、脱皮していった10日間。
生徒さんの一人が言いました。
大人になってから、こんな風に自分と向き合い、自分が癒されて
愛っていうものを体験するのってなんて豊かなのだろう。
大人になったからこそ、子供のように無邪気に自分の感情を出して
もう一度自分を育み直す場があることの大事さを私も感じています。
私も毎週、自分が自分を育み直す場に参加をしているから。
私自身、人生のどん底から這い上がってこれたのは
たくさん勉強をしたから
たくさんエネルギーワークをしたから
たくさん色んなセッションをうけたから
だけではなくて
一緒に成長してくれた仲間がいたからだと思っています。
自分の悔しい気持ち
惨めな気持ち
やるせない気持ちを
そのまま
ひたすらそばにいて聞くことだけをしてくれた仲間がいたから。
一人では、ヒーリングはできないと思っています。
なぜなら、ほとんどの人の傷は「誰か」に傷つけられたものだから。
だから、今度は「誰か」に癒される経験をしていくことで
その傷が初めてギフトに変わります。
クラスが終わった日の参加者の生徒さんの表情は
とても美しくて、その場所にいてその姿を見られたことがとてもギフトでした。
そして、それをサポートしてくれたスタッフのおかげで
小さい子供がいても出来ました。
一人ではとても無理だった。
幼い子供を二人抱えて、ここまで自分が100%エネルギーを注げたのは
スタッフがサポートを全力でしてくれたから。
こんな経験ができてとても幸せです。
そして、
最後に参加者のみんなが『私は幸せです』と言った言葉が
本当に嬉しかった。
そう、「私たちの唯一の責任は自分を幸せにすること」だから。
ありがとうって気持ちでいっぱいになりました。
来年の講習会も本当に楽しみです。
モノクロから虹色へ
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