RVのキャンピングカーに乗って
さて、この週は家族で キャンピングカーをレンタルして近くのキャンプ場に行ってきました。
すごく楽しかったんですけど、行く前は実際かなり渋ったんですよね、私。
毎日のルーティンをこなすだけでも大変なのに、この上、慣れないベッドで慣れない食べ物で、
私のキャパを超えちゃう!!
しかも、こっちは9ヶ月の大きな赤ちゃんをずっと抱っこ???
だから、全然期待していなかったんです。
いうならば、アンドリューに付き合ってやるかぐらいの勢い。
でも、行ってみればすごく気持ち良くて、すごく楽しくて、すごくいい思い出に。
なんか、心の中でグズグズ文句を言ってたことをゴメンとすら思いました。
いつものルーティンから抜けて、自然に身を委ねたら
なんだか毎日の生活でヘトヘトだった心がドンドンと満たされていって
いつも以上に私は大声で笑い、夜はやっぱり授乳と慣れないベッドで眠れなかったけど、
それでもいつも以上に体が元気で。
夜は、購入したキャンプファイヤー缶に自分たちで焚火して
火を眺めながら、お互いの心のうちを話しているうちに、子供たち二人が私たちの腕の中で寝ていって。
大人だけで火を眺めながら、話しました。
『10年前のことを今日、ふと考えていたの。
10年前の私は、ロサンゼルスの小さなアパートに住んでいて、仕事だけが生きがいだった。
仕事で認められることが自分の居場所な気がして、それでも何かが違うって感じていて
恋をすごくしたくて、誰かと出会って愛することをしたかった。
でも、男みたいに働いていたから、なんか恋をすることって忘れてしまってて。。。。
だから、女性っていうのはどういう生き物なんだろうって、
自分の女性の部分を軌道修正していったんだ。
そして、アンドリューに出会ったけど、大きな勇気が必要で。
誰かに愛されることって怖くて。
愛って、人間の気持ちをとっても高揚させるし、幸せにさせる。
だからこそ、それを失ってしまったときの気持ちを考えるとビビって、このままでいいやって。
だから、勇気を持って、アンドリューの彼女になることを決めた時も、
私は半信半疑だったのを覚えている。
今回の旅行も、半信半疑だったなあ笑
いつも半信半疑の及び腰の私に手を差し伸べて、こっちにきてみよう。
嫌だったら、元に戻ればいいじゃん
そう言ってくれるアンドリューに感謝でいっぱいですよ』
そんなふうに焚き火を見ながら話した。
そして、引っ越して、結婚して、家を買って、子供を授かって
この10年は怒涛の10年だったと振り返る。
だからと言って、毎日何もありません、
なんつー訳はなく、子供ができたら全く違うエピソードが待っていた。
何のエピソードかというと、
女性というものが母親になったら、、、というエピソードだ。
母親になったら、トランスフォーマーみたいに全く違う女性の顔が待っていた。
そこも今、勉強して、
ああ、そうか、男性と一緒に子供を育てるって
こんなに価値観が違って当たり前なのかと理解した。
例えば、なんでこっちがあくせくしているのに、
旦那はソファに座って携帯をいじっていられるのか?!とかさ。
それがエストロゲンとテステステロンの違いだとわかった時には、ホッとした物です。
女性って、こんなにいろんな顔があるのかと。
こんなに女性の脳ってエストロゲンに左右されていて
これって別に、母親のせいだとか、祖母のせいだとか、小さい頃にこうだったからだとか
そういうことじゃないんだ。
私たち女性ってこういう動物なんだ。
そういうことが分かったら、
男性の頭にくる行動がいらっとはするけど、なるほど、と理解するようにもなった。
そんな話が次回に続きます。
モノクロから虹色へ
Comentários