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いじめの始まりは母親?



私がやっているなんて思いもしなかったし、信じたくもなかった。

私が子供たちをいじめている最初の人だなんて。


でも、今振り返って思い出すと

私は、私の大好きな娘をサポートする代わりに、いじめていたのだとわかるわ。


そのいじめのやり方は


もしも彼女が私がして欲しいことをしなかったら、

彼女の大好きなものややる事を取り上げちゃうからねって脅しをかけたの。


もしも彼女が間違えを起こしたら、

彼女を避けて私の愛を引っ込めて、あなたにこれだけのパワーが私にはあるんだからねって見せつけたの。


もしも彼女が妹に対して優しくなかったら

ひとりぼっちにさせて、彼女を私の気がすむまで1人取り残していたわ


彼女が私に口答えをしてきた時や、自分の意見を主張しようとした時

私は彼女をちっぽけに扱い、彼女に辱めを与えてきたの。


彼女が”良い”とか”落ち着いてる”とか静かという時

私は彼女に爆弾級の愛を与え、褒めちぎり、彼女に安心と母に求められている感を味わせたわ。


時には、私が彼女にやってもらわないといけないことがあった時、

彼女に特別な商品やご褒美を与えて、彼女にそういうこと(人を喜ばせていること)が出来ている自分こそ、自分は素晴らしいのだという思いに混乱させたの。


私の娘の初めてのいじめっ子である私は、彼女を妹を初めていじめる人間に作ってしまった。


最終的に、私は賞罰は有害でしかなく、無条件の愛こそが、親をやる上でベターな方法なのだと学んだの。


Dr. Michelle Kenney より



彼女の本を読んだのは

次女が生まれて、長女が「この子いらない!」と泣き喚く夜が続いた日だった。


小児科医のところに一ヶ月のチェックアップに行った時

私の表情は疲れ切っていた。


寝不足もあったが

それ以上に心は疲弊していた。


長女に気を遣っていたからだった。

次女が生まれた時、いろんな人から、長女を優先しましょうってアドバイスをもらった。


長女の気持ちが寂しくならないように

私は、次女と長女の2人におっぱいをあげるようになった。


私の体は2歳児と0歳児両方のおっぱいを作ることになった。


それも長女が寂しい思いをしないようにと願ってのことだった。


それでも長女は夜中に目が覚めると

「この子いらない」と次女を指差して泣いた。


心が痛かった。

その意見をする彼女に怒る気持ちも、たしなめる気持ちも、なかった。

どうしていいのか分からなかった。


そして、小児科医で一冊の本を紹介されたのだ。

それが、「兄妹のライバル心」という本だった。


夜中に授乳をしながらオーディオブックで泣きながら聞いた。

どこに私が欲しい正解はあるの?と。


それでも、その本は2歳児用ではなくもう少し大きなお姉さんたちに当てた内容だった感じがした。


長女が次女に怒って、頭を殴ることもあった。

今思えば、怒って殴ったのかどうかは分からない。


なぜならば、現在2歳の次女も何も理由がないのに固いものを投げたり叩いてみたりするから。


だから、もしかしたら私の頭で怒って殴ったと理解しただけで

長女はただの発達段階で固いもので人を叩いてみただけに過ぎないのかもしれない。


ただ、私の本能はその状態を許さなかった。

固いもので0歳児の次女を叩いた瞬間、私は獣のように長女を捕まえ

一瞬にしてベッドに押しつけた。


押しつけてなく彼女を押し入れに連れて行った。

今のあなたは危ないから押し入れに入っていなさい。


そうこじつけた気がする。


本当はもうどうしていいのか分からなくて

とにかく暴力だけはやめてほしくて、でもそれをどう長女が納得する方法で

平和に解決ができるか分からなくて

押し入れに入れるということしか出来なかった気がする



子育てに正解はない


というけど


私が娘の初めてのいじめっ子になりたくはない。



このドクターの投稿を読んだ時

私は涙が止まらなかった。


私がいじめっ子になってしまったのではないかという気持ちでいっぱいになって。


いじめをなくしたいと、自分がいじめられていた時は痛切に思った。


いじめられなくても、人とうまく繋がれない時も痛切に思った。


どうやったら、人は、話をして通じ合えるようになるんだろうと。


そんなに願っていたのに、その世界に加担している私が張本人だったなんて。



無条件の愛だからと言って、何でもかんでも良いというわけじゃないのはわかっているけど。



結構、自分を振り返って心が重くなった投稿だけど

ここから無条件の愛の親を施行していくしかないよねと

気持ちを切り替えていこうと

書きながら思っています。


1人でつぶやきのブログでした。



モノクロから虹色へ

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