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アダルトショップ

数日前に、セックスセラピストの女性とアダルトショップへ行ってきた。


「世の中は選択肢が沢山ある」


こんな話をしていたら、アダルトショップに行くことになった。


なぜこの選択肢は世の中に沢山あるというお話からアダルトショップに行くという流れになったかは

もう記憶が定かではない。


というのも、アダルトショップに到着したら、


全くもって私の想像を絶するほど健康的な雰囲気だったことや

店員さんの知識にびっくりしたからだ。


私がアダルトショップを見たのは、小学3年生の頃だったと思う。


路地裏にある感じの人通りがそこまでないこじんまりしたお店で

小さな引き戸でカーテンがかかっていた。

その奥には不健康そうな男性がタバコをくゆらせていて、

なんか目つきが怖かった。


「ここは大人しか入っちゃいけないお店なんだよ」


と小6のお姉さんがヒソヒソ話で言ったのを覚えている。

そして、足早にその店の前を通り過ぎた。


それらの雰囲気、全部ひっくるめて「いかがわしい」という言葉がぴったりだった。


だから、性行為そのものがいかがわしいものだというインプットが

当時の私にはバチ!っと入ったのを今でも覚えている。


性とは、隠すことで、いかがわしくて、目についてはいけなくて、

ヒソヒソしないといけないこと。


あの時の感覚がイコール、性行為なのだと刷り込まれた感じがする。


そんな私が大人になって、ある程度中年になって(笑)アダルトショップに入る。


そのアダルトショップは、

かつて地元にあった、おばさんたちの洋服やおじさんたちのステテコを売ってそうなマーケット感覚で

エロいパンティやエロい道具が並んでいた。


とにかくフロアが広くて、白くて、健全な感じの中で

マネキンが革のポリスマンハット(そんな名前かは知らん)と手錠をかけられていることのギャップに

違和感を感じながらも、健全さの方が優っている店内だった。



そして、店員は全員、女性の店員さんだった。


「何をお探しですか?」


「あのー父のステテコを買いに来たんですが」


と言いたくなるほどの、軽い感じで


「いやちょっと社会科見学でプロと一緒に来てみました」と伝えた。


そして、店内で18歳以下は入れないコーナーがあり、そのカーテンをくぐって色々と物色する私。


っていうか、、、、


その圧倒されるほどの数に


たった一つの器具でも

こんなに種類があるんかーい!


と驚きを隠せない私。


そんな私を横目に見ながら、セックスセラピストの肩書きを持つ彼女は

色々と店員さんと話している。


「スピードは速いのはダメね。

 あれは、ビデオの見過ぎよ。よくわかっていない。」


とか


「中に入れるだけでいいって思って作っている生産者のものは要らないわ

 もっと女性の体を理解したもの。こう引っ張るものはあるかしら?」


と指を動かしている。


すると店員さんも


「ま、こういう機械を使うのと、男性と実際に交わるのは全く違うのよね。

 だから、機械に負けたとかいう男性がいると、本当に女性のことをわかっていないんだなと悲しくなるわ」


と分かち合っている様子。


そんな中、他の男性が色んなものを買っては出ていく店内。


レジ打ちのところにいたお姉さんは、

大きなカップから中身を出して、洗ったりアルコールで拭いたりしていた。


「何ですか?それ?」

と聞くと


「ああ!ちょっと今元に戻して見せてあげるわ」

と言って中身をひっくり返して

カップに入れた。


外から見たらただの大きなスーパーサイズの紙コップだが

紙コップの蓋のところが、女の人のお股さんになっていた。


「どーゆーことっすか?」


「こうやって、性行為を練習する男性もいるのよ」


とウィンクした。



「えっと、何のために紙コップ?ここから飲むの???」


と聞くと、


「違うわ」と笑った後


「指を入れてみて」


と紙コップのお股へ指を入れることを誘導された私。


失礼しまーす


と言って指を入れると、


ギュッと紙コップをサイドから握りつぶしたときに


入れた私の指への圧迫を感じた。


「膣内の収縮よ」


セックスセラピスト、横から説明。



ほーほーほーほー


そういう仕組みでしたか。


つまりなんですか、あの、私の指が、男性の大切な一部ということで、

紙コップが女性の大切な洞窟ということで、、、


ほーほーほー


とっても面白かった。


このお店は、

いろんな人がアイディアを出して、誰かを気持ち良くさせようと一生懸命にしているお店だった。




こういう場所へ行ったことがないわけではない。


でも、知識がある人と行くのは本当に楽しい。



知識を貰えばもらうほど、

私たちは、「快感」に対してどれだけ閉ざしているのだろうかと

面を食らった気になった。


快感よりも、試練や我慢が美徳になっている。


どっちもあっていい気がするんだけど

圧倒的に試練や我慢の方が大衆には受け入れられやすい。


そして、快感は「いかがわしい」扱いを受けている事が多い。


あとは、性に対して健康的ではない人も多い気がする。



そして、帰り道にセラピストの彼女に聞いた。


「どうしてその職業に就こうと思ったの??」と。



「だって、こんなに美しいものなのに、偏見ひどいじゃない?

 もっと女性をフリーにしたいって思ったのよ。」


この2センテンスがとてもパワフルだった。



私は、我慢も快感も試練も喜びも、どちらも大事だなあと感じる。




あれ?えっと、今日は何の話だっけ??


あ、そうそう。


世の中には選択肢が沢山ある。




っていうことを書きたかったのに、

アダルトショップの社会科見学の雑談で終わってしまった。




ま、そんな日もある。







モノクロから虹色へ

 
 
 

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