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オセロゲーム



ある人が

「私が、ゴミ捨てをしてきてとお願いしないと動かないんだよね」

を愚痴を吐きました。


昔の私は

「わかる。なんで言わないとやらないんだろう?」

って共感していました。


そして、少し前の私は

「いやー男の人に話すにはさ、私たちのコミュニケーション方法を変える必要があるんだよね。」


と言っていました。


どれも、多分、今も状況や相手の心の反応で、共感やシェアをすると思います。



ただ、今の私にはもう一つの考えが携わりました。


それは、その人が言った一言でした。


「でも、それって私が作り出している現実なんだよね。

 私が変われば、旦那もきっと変わるんだよね」


それを聞いて、すごく違和感を感じました。


言わんとすることは、すごーーーーーくよくわかる。


私が変われば、私の見えている世界は変わる。


っていうやつ。


そういう場面はよくあるし、体験もしてきた。セッションでもよくみる。


プロのスポーツ選手のセッションで、スランプに陥ってる選手が

物の捉え方を変えたら、全く違うパフォーマンスになったということはしょっちゅうある。



でも、この方の発言は、ものすごく違和感を感じたんです。


それは、

ただの主婦の愚痴にしても、男女の違いを学んだワークショップ中毒のエセ講義にしても、

このスピリチュアルな内観トークにしても、全部、同じ穴のムジナに見えたから。


全部、同じことをしようとしている。



その同じこととは、


誰かをなんとかして、自分に都合の良いように打ち負かそうという意識。


旦那がゴミ捨てを自分からしないことが苦しい。旦那がゴミ捨てを自分からしてくれるように変わったら、私はハッピーなのに(っていうけど、例えやったとしても、当たり前じゃボケと思っているパターンが多い)というパターン。


自分が男性に対して、効果的な話し方ができるようになったら、旦那が自ら好き好んでゴミ捨てをしてくれると思っているパターン。


自分の中の物事の捉え方を変えたら、旦那が奇跡的に何もしなくてもゴミ捨てをしてくれる、もしくは、旦那がゴミ捨てをしなくても、気にならない私が存在する!的なパターン。



どの方法も、男性が女性に対してやろうとしてる姿を見たら、

私は、引くと思う。


私がゴミ出しをしないことで、「自らやろうとしろよ」って怒っていたら、「え?」って思う。

私がゴミ出しをしないことで、女性が一番お尻を叩かれたかのように動く効果的な非難するという方法で「やってくれないって信じられない」と言われたら、ああこの人、不健康な男性だなと思う。

そして、

私がゴミ出しをしないことで、「俺の作り出した現実なんだ」と言い出したら、(大丈夫か?)と思うと思う。



なぜ、そう思うか。

それは、さっきと同じで、意図が自分の都合の良いように相手を変えようとしてるから。



そういう風に考えていないけど、結果、そう言う風になってしまっている状況は沢山ある。


では、どう変われば私は納得するのか?と考えた時、

相手を味方や仲間と捉えているかと言うところに尽きると思う。


ゴミ出しをしてくれない旦那を仲間として、チームメイトとして考えているか?


なんのチームか?というと、自分の人生を楽しむためのチームメイトである。


私たちの人生は、ゲームである。

と言う考え方があっる。



ゲームなんだから楽しめばいい


とか、


ゲームだから、自分でシナリオを書けばいい


とか。


本当にそうだと思う。


そして、私は、大きな大きな人生ゲームを楽しみたいと思う。

旦那さんとチームになって、自分の人生を幸せに叶えたいと思う。

私が幸せと言うゲームに望むほど、それを喜び共感する旦那さんを選んだとも思う。


だから、ゴミ出しをしないことで私が大変なら、きっと彼に協力をしてもらうという立場を取る。


私も、彼の人生ゲームで、困難なことに直面した時、協力できることがあれば、したいと思うし、

その協力することすら、私の人生ゲームとして楽しみたいと思う。


そして、最後のゴールに到達した時、つまり、死ぬ時、

私は、その道のりをすごく楽しんだ!と思いたい。


でも、おそらく、自分の都合の良いように相手を変えようとしてる時は、オセロゲームをしてる。


どこにも行かない。


ただ、白と黒の陣地取りに心を奪われて、

相手の白色をどうやって黒色に変えるかに時間をかけて

どこにも行かない陣地取りのゲームで人生を終えてしまう。


私は、そこに時間を費やしてた部分があった。

特に産後はマジで、「なんなの?!」って旦那さんのことを思っていたし

長く読んでくださってる方は、キレて、家を飛び出したブログもあったことを覚えている方も

いらっしゃるかもしれない。


産後は、特に、旦那さんですら敵に感じてしまうことがある。

そして、その感覚の切り替え時を間違えてしまうと、ズルズルとホルモンで狂ったまま

時計の針をすすめてしまう。


自分の人生がオセロゲームに陥ってるか

人生ゲームを楽しむ方に進もうとしているか。


だから、私は旦那のゴミ出しをしないことに不満を言っていた彼女にこう聞くだろう。


「旦那さんがゴミ捨てをしてくれたら、それは自分の幸せな人生を作るためにどう関わってくるんだと思う?」と。



まあ、5年前の第一子を産んだばかりの私だったら

「こいつ、うぜー」って思うかもしれないけどね笑


でも、私は自分の人生をオセロゲームで終えたくない。


ただ、どうして女性がオセロゲームにハマってしまうか、私は知ってる。


私が出会う女性はみんな素晴らしい才能と美しさを持ってる。

このブログを読んでいる女性も絶対にそうだと思う。


では、どうしてこんな聡明な女性がオセロゲームにハマってしまうか。


それは、私の経験値でしかないが、おそらく、とても辛いことを経験したからだと思う。


それが、誰かの生であり、誰かの死であるかもしれない。


きっと、自分の世界をひっくり返すような何かが必ず起きていて、

そこをきっかけに、自分を失い、オセロゲームにハマってしまう。

もしも、その時に心の揺さぶりを理解し、共感し、サポートしてもらえなかったら、特に。


私たち女性は、とても感情的で感応的的だ。

それを表に表現するかどうかは置いておいて、神経が身体中に巻き付いて覆っている。


その神経が一気に生や死に直面する形で、逆撫でした時

私たちは自分の人生を見失ってしまう。

そして、目の前のことをひっくり返して、その瞬間の自分の身の安全だけを守ろうと

躍起になる。それがオセロゲーム人生の始まりだ。他の言葉で言うと、サバイバルゲームともいう。



私がIntegrated Healing や、ピラティス、ヤムナをする理由は、

このオセロゲームにハマって抜けれない人がいたら、気づいてほしいから。


あなたの人生は、そんなもんじゃない。


あなたの人生は、もっともっと羽ばたけるものなんだ。


あなたの人生を、サバイバルで生きるのではなく、もっと神の視点があるとしたら

そこから見てみてほしい。


あなたは、素晴らしい。あなたは、美しい。あなたは、すごいんだ。


そう気づいてほしいから。


そんなあなたを世界にシェアしてほしい。


ゴミ捨てごときで、人間だから、たまにはイライラしてもいいけど、

一生それで終えないでと心から願っています。




モノクロから虹色へ

PS:来月のHeal My Life は「ダイエット」について。お申し込みはこちらです。

先週の「仕事編」も大盛況で終わりました。

内容はこちら。






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