オーガナイズが苦手なエストロゲン
前回にシェアしたセレモニーと誕生日会のパーティーが終わり
総勢30名の方が家に遊びにきてくれた時間が過ぎた晩、
私のお腹は食べてたのに、どれだけ食べても空いている感覚と共に
脚はもう立ってられないほど疲れていた。
翌日、月曜日、
いつも通り、娘は学校に行く。
何も作る気が起こらない。
疲れ切っていた。
とっても素晴らしい時間だったから、その疲労に関して
どうこう思う気持ちはないし、本当によくやったと思う。
ただ、自分のエストロゲンをすごく体感した。
エストロゲンは、男性の持つテストステロンと違って
何かをオーガナイズするのがとても大変だ。
前もって準備して、それを遂行すると言うのにとても力を使う。
だから、母親が疲れるのは当たり前のこと。
朝起こして、ご飯をいつまでに作って、ランチを何時までに仕上げて、食べさせて
外に出して、買い物をして、子供たちの来週の予定に合わせて準備をして、、、、
とずっと計画を持ってやるのは、本来、本当に疲れることなのだ。
母親が自分の時間を持つことは、わがままというよりも
人間として機能するのに必要である。
また、仕事で大きなプロジェクトをした後に
すぐに復活できることはない。次の日に通常に戻りますっていうこともない。
ないというよりも、ないことが当たり前である。
だからや、そこで自分の時間を持つことは
自分がエストロゲンを持つ人間として必要なことである。
携帯電話を充電するのと一緒だ。
携帯電話が1%で、まだ動け!というのは
携帯電話が熱くなるのと一緒で、
人間の体も熱を持つ。
私の場合は、皮膚の炎症という形で外にでたが
内に秘める女性の多くは、子宮に炎症を起こしやすい。
女性は本来、ハイジのように
草原を何の縛りもなく飛び回り遊び回り、
そこにある花に心を寄せ
風になびかれながらブランコを漕ぎ、
出会った人が大変であれば手を貸し、
という、その場限りの動きを心いっぱいでするのがエストロゲンである。
さて、そのエストロゲンを持つ私は、
セレモニーのオーガナイズをして、疲れてしまった。
なんとか、娘を幼稚園に送り出した。
そして、下の娘と一緒に昼寝をした。
寝ても寝ても起きれない。
その間に娘が、一人で遊び始めた。
泥沼に入っていく自分と、安全に遊んでいるか見ていたい私が頭の中で喧嘩をして
泥沼の私が勝利した。
はっと気づくと
娘のお迎えの時間だ。
迎えに行き、家に戻っても、何も作る気が起きない。
娘が学校に持って行ったフルーツは何も手がつかずだった。
どうした?と聞くと、
全部腐ってると言った。
げ、そんなことも気づかなかったのか、私。
ご飯を炊いたが、お味噌汁までも行かない。
冷蔵庫を開ける。
なんと、納豆様がいるではないか。
納豆様。
今日の夕飯は、ご飯と納豆。
「食べたくない」
そういう娘に、うううううーとうなる。
なぜかと聞くと、朝も食べたという。
そうか、、、そうだ。
朝も納豆様を拝めたばかりだった。
「今日はこれしかないのだよ。でも、温かいご飯だから、それだけでもラッキーじゃん」
というと、渋々食べ始めた。
下の子は、安定の食欲で、納豆ご飯を頬張っている。
そして、お風呂に何とか漕ぎ着け、あとは歯を磨くだけだとなった時に、
娘がいう。
お腹がすいたと。
「無理無理無理無理無理無理」
そう云って、私は、「嫌だー!もう作れないもん」と言った。
そして、娘に「寝れば忘れるから。お腹がすいているのは幻想よ。」と伝えた。
娘は、渋々布団に入った。
心の中では、ごめんと私は思っている。
すると暗闇の中で娘が
「まま、もっと優しくお話ししてね。」
と言った。
「はなちゃん、怖かったよ。ママが嫌だーって大きな声を出すから」
「ごめんなさい、はなちゃん」
「うん、はなちゃんはちゃんと話してくれれば、わかるよ」
「本当だね。ごめんね」
自分をケアすることができないと、
こうやって弱い者にそのフラストレーションを回してしまう。
こんなにエストロゲンがオーガナイザーが苦手であることを知ってるのに
自分のケアをオーガナイズ出来ない私。
反省です。
そして、週末に差し掛かっていますが
今のところ毎日20時半に子供と同時に寝ています。
10時間睡眠。
それでも、まだまだ疲れが抜けない。
本当によく頑張ったなあー私。
エストロゲンの役割を知っていても
行動に移さなければ、意味はない。
ということで、しっかり休んで体をケアしようと思う一週間です。
モノクロから虹色へ
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