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自分だけの感覚を見つけにいく

離婚をするときに、


「OKGoogle。私は今の旦那と離婚するべきだと思う?」


と自分のことなのに、グーグルにアンサーを求めた


私の中に、何が正しいのか、私は何をしたいのか、もう分からないの



という本の一節を読んだことがあった。


その自分の中の答えを見つけるよりも、外に見つけにいくという行為は

とても私にも馴染みがあった。


何だったら、納得してもらえるのか

何だったら、よしとされるのか

何だったら、お咎めがないのか



私自身は、ウェディングのブーケを決める時に

アンドリューはいくらだったら、納得するのか?

高すぎたら、お前ちょっと俺のお財布事情も考えろよって言われるのか?

私はそもそもブーケなんて欲しいのか?

っていうか、ブーケってなんだよ。なんのためにあるんですか?



と、結局自分の逃げ道として、理由を探しにいっちゃう感じ。


理由を探してる時は、自分の感情にも自分の決断にも向き合わなくていいから楽。


ただ、脳が一生懸命にカチャカチャとキーボードを叩いてあれやこれやと言ってる。


「で、どうするの?」

とお花屋さんに言われて


雑誌を見せてもらった。


その時、白い薔薇の長ーい孔雀の尻尾のようなブーケが目に止まりこれがいい!と思った瞬間


(え、これって時代遅れ? 

 この写真が結構古そうだけど。)


と思い


お花屋さんの顔を見ると

『あ、これはクラシカルね』と言った言葉にまた分析。


(え、なになに?ってことは、やっぱり古臭いってこと?

 私のセンスを疑われっる??)


と時代の波に乗る方がいいという先入観に押しつぶされそうになった時に


『でも、これちょっとお花の量も多いから、お値段がね』


と言われて

(ひゃー、アンドリューに金のかかる女だって思われるんじゃない?

 嫌な顔されたらどうしよう?)


って思ったら


『それにしたらいいよ。君が好きなのに』


という彼の優しさを


(その君が好きなのをっていうのが、難しいんだってばあああ!!!)


とフラストレーションを抱えて受け取ったあの頃のわたし。



でも、それだけお手本があって、そこをズレると


馬鹿にされる

呆れられる

嫌われる

下に見られる

居場所がなくなる


みたいな気持ちになっちゃう。


でもその時に、私は、自分がこれ!って思ったブーケを数千ドルかけて作ってもらった。


たかだか賞味期限3日のコスパが悪いブーケ。


ただ、バージンロードをあるいたとき、最高に幸せだった。

あまりにもそのお花が美しくて、私はそのお花の重みが愛おしかった。

そのお花を持つ自分が、美しくて、それを叶えてくれたアンドリューに尊敬と感謝でいっぱいになった。



もしも、あの時、Googleで今トレンドのブーケって検索してグーグルに決めてもらってたら

私のあの瞬間の喜びって存在しただろうか?



そして、今、自分が母親になって見て、

同じようにグーグルに聞きたい気持ちになっている。


「私は、良い母だと思いますか?」


そして検索結果で「はい、そうですよ」とでも言って欲しい時がある。


でも、そういうわけにはいかない。


自分の中の感情に飛び込む。

何が私をこんなに不安にさせているのか?


①私の何かが子供に悪影響を及ぼし、将来セラピーに通う子になっちゃうんじゃないか。

②私の言動が、子供に本当に良い影響を与えているのか?

③子供を見てて、躾という名で、子供の成長する力を邪魔していないか?

④子供のたまに起きる不可思議な行動を、どう捉えていいのか?例えば、髪の毛をジョキジョキ切り始めたら、それは子供がストレスを抱えているSOSなのか?とか。(結局4歳児にあるあるだったことを後から知ってホッとする)


そして、不安を書き出して自分が不安なのは子育てを知らないからだと行き着いた時、

自分の中で解決法が見つかった。



そして、その講座をとる中で、子育てに正解はあると習った時、

本当にホッとした。


2歳児から3歳児にかけての脳の成長を支えてあげることが母親ができるのだ


3歳児、4歳児、5歳児とステージが変わってきて、

そこに早期教育を詰め込むことは、脳の成長発達にそぐわないためしなくてもいいと学んだ時は

ホッとした。


それよりも、

アイコンタクトをして、

いっぱい抱っこして、

安心を与えて

子供のやる気をサポートして

子供が自分でチャレンジして、やってみてできたことを一緒に喜ぶことで

十分に脳が驚くスピードで成長をするのだと知って

私は、本当にそれができることが嬉しかった。


そして、娘が今日で3歳になる。


知性の芽生えの時期。


2歳の時の脳とは訳が違う。(2歳児の関わり方についてのブログはこちら


私が手伝える範囲を超えている。

プロにお願いをしようと、今日は3歳児の幼稚園ツアーに行ってきます。




正解をGoogleは知らない。

自分の中に正解がある。


自分の中で不安が浮上したら、とことん不安を抱えている自分に聞いてみる。

何に不安なの?


不安をかき消して、大丈夫と言い聞かせて前に進むよりも

不安に向き合ってみる。


それは、訳わからんことで泣きじゃくってる娘に向き合う感じ。


初めはよくわからない。でも、一緒にいるとなんとなく見えてくることがある。

どうしたかったのか。どこに光を求めているのか。


自分がなりたい母親像は自分の中にしかわからない。


その答えを感情がいつも教えてくれる。


なぜならば、

Emotion is your soul language


感情は魂の言語だから。




そこに向き合った子宮のクラスに参加してくれた育代ちゃんのインタビュー第二弾。


彼女の話は今回もとってもエンパワリングです。




モノクロから虹色へ



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